SAP Analytics Cloudは、SAPが提供するクラウドベースのアナリティクスソリューションです。
本ブログでは、トライアル環境へのアクセス手順から、サンプルデータを利用した簡易なダッシュボードを作成するまでの流れを2回に渡ってご紹介したいと思います。
第1回となる今回は、ログインアカウントの登録、サンプルデータの取り込み、データモデルの作成までをご紹介します。
まず、最初にご注意頂きたい点を記載いたします。
※ SAP Analytics Cloudは、四半期に1度のペースで製品のバージョンアップが実施されます。そのため今後のバージョンアップにより、本ブログで紹介する画面キャプチャや、操作が異なる可能性があることをご了承ください。
※ 今回ご紹介する画面の操作には、Google Chromeをご利用ください。
トライアル環境へログインするためのアカウントを登録します。
ログイン直後の状態では、すべてのメニューが英語で表示されていると思います。プロファイルの変更により、日本語のユーザインターフェースへ変更します。
モデルとは、ディメンション(分析軸)とメジャー(数値)からなる分析用データセットの定義体です。例えば、会計年度の定義、ドリルダウンの階層定義、計算ロジックや集計方法などを設定します。
今回はCSV形式のサンプルデータを利用して、モデルを作成する手順をご紹介します。
以下リンクより、サンプルデータをダウンロードしてください。
サンプルデータのダウンロード
※ CSVファイルはUTF-8 エンコードで保存されています。
最初にサンプルデータを、SAP Analytics Cloudにアップロードします。
3-2.分析項目の設定
正常にデータを取り込めた後は、各項目に対し階層の定義や地理情報の追加など、分析に必要な設定を行います。
もう一度プロパティの「+」をクリックし、ソースで「経度」、タイプで「経度」を選択して「OK」をクリックします。「OK」をクリックして「ディメンションテーブルの生成」ポップアップを閉じます。
最後にモデルを保存します。
今回は、トライアル環境へのアカウントの登録から、モデルの作成までの流れをご紹介しました。第2回は、今回作成したモデルを利用して、チャートの作成や、地図上へのデータマッピングなど、分析・可視化する操作をご紹介したいと思います。
触ってみよう!SAP Analytics Cloud―第2回:ストーリーの作成
You must be a registered user to add a comment. If you've already registered, sign in. Otherwise, register and sign in.
User | Count |
---|---|
36 | |
25 | |
17 | |
13 | |
8 | |
7 | |
7 | |
6 | |
6 | |
6 |