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Business Trends
Author's profile photo Ichitera Kosuke

SAP Inside Track Tokyo 2023 report week2 DT

SAP Inside Track Tokyo 2023 report week2 DT in Japanese.

SAP Inside Track Tokyo 2023 SAP Community イベントの第2回目が2/9(木)にオンラインにて開催されました。

毎週木曜日開催で今回含め濃厚な全6回シリーズとなっています。

今回のテーマはSAP S/4HANA&AIに関するトピックをお届けします!

※著作権に関する断り書き:本ブログはイベント運営メンバーから依頼を受け執筆しています。事前にイベントのパネラー及び参加者全員に対して、本ブログにてイベントの内容が公開されることを周知し同意を得ています。

今年の #sitTokyo のテーマは「Keep connection, Discovery more. – みんなでもっと学びあい!です。

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それでは、気になる本編のご紹介です。

目次

2/9(木) DTトラックまとめ

参加者 56社 131名
満足度 4.8点(5点満点) 内容4.9, 運営4.8, パネリスト陣4.8

平日にも関わらず、130名を超える方々にお集まりいただきました。前夜祭に引き続き多くの方に参加いただきました。満足度も4.8点とかなりの高評価でした✌

Twitter #sitTokyo:https://twitter.com/hashtag/sittokyo


オープニング

今回のナビゲータは  Yusuhiko Fumoto さんと Kotaro Masuda さんです。

オープニングからライブアンケートによる視聴者参加型のトークが展開されました。

例えば、こんな質問。

コロナ収束の傾向があった2022年のTechEdはオンサイト参加の選択肢が復活しましたが、多くの方はオンラインで参加されていることがわかりました。私自身も仕事の合間に興味のある分野だけ参加する形でした!

さて、ここからは各セッションのご紹介です。


Launchpad”初心者”がKey User拡張いじってみた by Kento Horiko さん

本日のトップバッターは、Horikoさん。Launchpad初心者に向けてKeyUser拡張について機能のから活用方法まで丁寧にに紹介いただきました!

セッションの冒頭に、参加者のSAP歴をチェック。

10年目以上が全体の60%を占めており、5年目以上10年目未満が10%未満で残りの30%程度が初心者や5年未満でした。自身は1~4年目に該当しますが、これからは同世代のSAP関係者にもっと参加いただきたいです!

Key User 拡張の概要から実際の使用手順をレクチャーいただきました。

UI Adaptationはユーザー単位で機能制御できる点が魅力的に感じました!

分析系についてもデータさえあれば作成できる点がERPであるSAPならでばの強みと理解しました。

Horikoさんのお話を伺うまでは、「Key User拡張ってゴリゴリのコーディングが必要なんでしょ」と想像していましたが、感覚的に使用できる部分が多い印象を持ちました!

自身はSAP案件に関わることが多い一方で、実機に触れる機会が少ないため勉強になりました。

Key User 拡張の概要から活用方法をデモも交えてご説明頂いたので非常にわかりやすかったです。

私も挑戦してみます!ありがとうございました。


AI Business Service~ Document Information Extraction の進化 by Shuntaro Oguri さん

小栗さんからは昨年のTechEdのAIトピックとSAP Buildに関してご説明頂きました!

現状のドキュメント処理の課題についてご説明頂きました。人間では感覚的に理解できるテーブルレイアウトでも機械処理の場合は苦労する点が事例として説明されています。

私自身もRPAツールの開発に関与した経験がありますが、自動入力したい箇所を選択したつもりが、カーソルが想定通り動かなかったり、、、で非常に苦労しました。

新しいDOX(Document Information Extraction)によって、SAPの伝票情報の処理精度を高度化できることが読み取れました。
※左記の画像は改善点の1つになります。日本語版の精度も今後向上することを期待したいですね!

AI技術の進歩によって、これまで機械処理で苦労していた分野が日々改善されていることがわかった説明でした。

SAP社がERPを有効活用するためにAI分野でも研究を進めているんですね。ありがとうございました!


TechED2022の結果受けてプロジェクトどう変わるのか by Yoshihisa Yanagawa さん

TechEd2022の発表に対する受け取り方を柳川さんにレクチャーいただきました!

特定の技術に限らず、全般的なトピックになります。

TechEdで発表された”SAP Build”、”ABAP Cloud”の位置づけを初心者向けにご説明頂きました。

S/4HANA上とBTP上それぞれのインスタンスにおける開発手法の選択肢が増えたことが初心者の私でも理解できました。

TechEdの発表に対する直近のプロジェクトへの影響についてご説明頂きました。

SAP導入ベンダー以上に導入先のクライアントとしても、開発手法の選択に苦労していることが読み取れました。

最後には柳川さんの視点から昨今のトレンドに伴う個人単位に求められる資質をご説明頂きました。

定められたロールの中で機能を深堀するのではなく、他領域のスキルも取得し、アウトプットが強く求められるとのことです!

特定のアプリケーション・領域に特化することに加えて、必要なアウトプットに向けて自分なりに能動的にキャッチアップしていく必要があるということですね。

参加者からは、キャリアデザインの参考になる!という意見もありました。

私自身も入社後2年で早くも3つ目のモジュールに挑戦中という恵まれた環境ですが、引き続きスキル取得を怠らないよう頑張ります!貴重なご意見ありがとうございました!


Flexible Programming Modelで「Fiori elements or フリースタイル」の壁を打ち破る ~ by Mio Yasutake さん

セッションの最後は、BTPのアプリケーション開発に関する話題に移ります。

今回は、Flexible Programming Model についてご紹介いただきました!

Flexible Programming Modelについての説明になります。

Flexible Programming Modelを用いることで、Fiori elements とフリースタイルかを悩まずに柔軟に開発できることが魅力的ですね!

デモ動画をもとに、フリースタイルにFiori elementsを組み込む例を紹介いただきました。

機能紹介だけではなく、デモ動画を流しながら解説いただいたため、理解を深めることができました。

Flexible Programming Modelは非常に画期的な機能であるものの使用するためには、まだまだ障壁が高いのかなと思いました。

「完全理解を目指すのではなく、少しずつやりたいことを追加していく」今回のテーマに関わらず非常に大事なことを再認識しました!

安竹さんの最終スライドにありましたが、「完全理解を目指すのではなく、少しずつやりたいことを追加していく」今回のテーマに関わらず非常に大事なことを再認識しました!

ライブデモが非常に丁寧だったこと、日々安竹さんのブログで勉強する視聴者が多かったことからたくさんのコメントが寄せられていました!

参加できなかった方は是非確認してみてください。ありがとうございました!


クロージング

参加者のこの後のアウトプットと満足度のアンケートでクロージング。

今回は初心者向けの内容から、技術的なトピックと幅広く濃密なセッションだったと思います。

私も咀嚼に苦労したトピックがありましたが、何度も動画を見返すことで理解度を高めることができました。

運営の方が動画をアップロードしてくださっているので、是非見返してみてはいかがでしょうか。

#sitTokyo ではどんな形であってもアウトプット大歓迎です!ツイートでもコメントでも是非ご自身の感想をアウトプットしてみてください!

最後に、パネリストの皆さん、スタッフの皆さん、参加者の皆さんありがとうございました!

(※集合写真を公開することについてイベント運営メンバーより許可を受けています)

次回「Apps(S/4+LOB) & Biz process, Integration」トラックは、2/16(木) 19:30スタートです!
トピックは「SAP S/4HANA + インテグレーション」になります。
ふるってご参加ください!!

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