Personal Insights
sittokyo 2022 にて CAI セッションで登壇しました
はじめに
今年も SAP Inside Track Tokyo 2022 が開催されました。
SAP Inside Track は 昔から好きなイベントなので、毎年参加するのが楽しみです。
ここ数回は、コミュニティchillSAPとして、運営もやらせてもらっているので楽しさ倍増です。
そしてナビゲーターとしてはいくらでも楽しくお話しできるのですが、今回は SAP Conversational AI での登壇もさせていただき、やはりめちゃくちゃ緊張しました…!
もちろん、やってよかったです。感想などまとめておきます。
準備でやったこと
- 1年ちょっと前に、CAIのチュートリアルをいくつかやっていました。→その時のブログ
- 基本的なところはそのときと変わらないので、その辺の復習をしつつ、片っ端から他のCAIのチュートリアルをやりました。(チュートリアルへのリンクは資料にまとめています)
- ノーコード開発の文脈でAPIを使ったチャットボットを作ってみたかったので、WebAPIについて基礎からわかりそうな記事を読んだりしました。
WebAPIについての説明 - 資料にもたくさん引用していますが、SAP TechEd 2021 の INT202のセッションに話がまとまっていたので参考にしました。事前定義チャットボットのデモも見れますので、おすすめです。
INT202 Deploy an Operational Purchaser Chatbot for SAP S/4HANA Cloud - SAP TechEd Japan 2021 の本名さんのセッションからも非常にヒントをいただきました。BTPについて日本語で一通りの情報を入手出来るのでおすすめのセッションです
SAP BTP の最新情報を押さえるならこれ! アプリ開発とインテグレーションの大事な点を総ざらい
はなしたこと
- SAP Conversational AI があると何がうれしいか
- やってみたこと
- 新機能でうれしいこと
資料はこちら
動画はこちら
その他のsitTokyoセッションの動画もこちらの再生リストから見れますのでぜひ!
さいごに
オリジナルBotをつくるにあたり、APIと少し仲良くなれたのが今回の収穫です。
開発知識のないユーザでもチャットボットが作れるツールである、ということは証明できたなと思います。特に、FAQボットは本当に簡単に作れるのですぐに活用できそうです。
次はもっと業務に近づくために、ちゃんとS/4HANAのAPIで何かやってみようと思います。
しかし、やはり一から会話を作るのは大変なので、なんとかして事前定義チャットボットを使ってみたい…!という気持ちがあります。
今は「一つのテナントに同じIDのチャットボットをインポートできない」という制約があるそうで、制約そのものは解決される予定とのことでした。
コミュニティ版へインポートしてみたときのエラーも、そのようなメッセージだったので、もしかしたら、その制約がなくなったらコミュニティ版にもインポートできるようになるかも…と期待してしまっています。(それでもエンタープライズ版でしかできない可能性がありますが)
あとは、事前定義ボットそのものが増えることにも期待しています。無料でコミュニティからダウンロードできるの、素晴らしいですよね…!
↓同じ日に登壇したみなさまと、この日の運営のみなさま。ありがとうございました!