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Author's profile photo Mitsuhide Takahira

SAP ERP 6.0とSAP S/4HANA、それぞれのサポート期間を確認する方法

SAP製品の保守サポートの期間について

経済産業省によるDXレポートではSAP ERP 6.0サポート期限が「ITシステムの2025年の崖」といった様に表現されユーザー企業の皆様だけでなく世間一般の皆様にも関心を集めたことは記憶に新しいものです。この様な背景もあり、弊社による製品サポート期間についても日々関心が高まりつつある状況にあります。

その後SAP ERP 6.0の一部バージョンの保守期限が2025年から2027年に延長されたことやインメモリーデータベースをコア技術とした次世代ERPであるSAP S/4HANAと新バージョンの定期的なリリースにより複数の製品、バージョンごとに存在する保守期限について注意を払われるお客様からの問い合わせも増えてまいりました。

これらの背景から本記事では主にSAP ERP 6.0、SAP S/4HANA On-Premiseを主なターゲットして各バージョンのメインストリームメンテナンス期間をお客様自身で簡単に確認する方法について情報提供を目的として作成しております。

利用ツールとサポート期間の確認方法

製品出荷マトリクス(PAM)から製品名とバージョンを検索することで個別確認も可能ですが、ここではお客様がお使いの製品とそのバージョンのメインストリームメンテナンス期間をより簡単に確認できるツールとそれぞれのツールにおける確認方法をご紹介いたします。

なお、弊社の製品保守については以下2種類ありますが、本記事では通常の保守期間であるメインストリームメンテナンスを想定して記載しております。

  1. メインストリームメンテナンス:通常の保守契約において提供されます。
  2. エクステンデッドメンテナンス:カスタマ・スペシフィック・メンテナンスともいわれる延長保守サポートとなります。追加の保守費用やサポート内容に対する各種制限が発生しますがメインストリームメンテナンス終了後においても延長サポートが必要なお客様に対して個別に提供される製品保守となります。

SAP Note 52505 – メインストリーム・メンテナンス/有償保守期間後のサポートにも詳細が記載されております。

■SAP Solution ManagerのEarly Watch Alert機能をつかった方法
Early Watch Alertが有効化されているSAP Solution Manager 7.2ではEarly Watch Alert Reportsタイル、またはトランザクションコード DSAを実行することでEWAレポートが入手できます。

ここからEWAレポートを取得し、開くとシステム運用に関する様々な情報が含まれており、レポートの項目4.1 SAP Application Release – Maintenance Phasesにてメインストリームメンテナンス期間の記載がございます。前提としてお客様においてお使いのSAP Solution Manager 7.2においEarly Watch Alerts機能が有効化されていることに加えてSAP Solution Manager 7.2とSAP ERP 6.0、SAP S/4HANA On-Premiseの各システムが事前に管理対象システムとして接続されていることが必要になりますのでご注意ください。

 

■SAP Solution ManagerのFocused Insights機能をつかった方法
Focused Insightsが有効化されているSAP Solution Manager 7.2では 戦略的ダッシュボード(Tactical Dashboard)にアクセスし、ここで表示されるメンテナンス(Maintenance)のタイルからメインストリームメンテナンス期間が確認出来ます。

ここでは該当システムの各種保守情報が表示され、ここで現在お使い製品のメインストリームメンテナンス期間がいつまでなのか確認することが出来ます。
前提としてお客様においてお使いのSAP Solution Manager 7.2においてFocused Insights機能が有効化されていることに加えてSAP Solution Manager 7.2とSAP ERP 6.0、SAP S/4HANA On-Premiseの各システムが事前に管理対象システムとして接続されていることが必要になりますのでご注意ください。

 

■Maintenance Plannerを使った方法
SAP Support Portal上で利用可能なMaintenance Planner(メンテナンスプランナー)のProduct Analysisタイルからもメインストリームメンテナンス期間が確認出来ます。

Product Analysisタイルから遷移後に表示されるOut Of Maintenance Product Versionsを選択すると、右ペインに弊社のお客様システム管理用SAP Solution Managerと接続された御社システムで利用されている製品の一覧が表示されます。

ここで現在お使い製品の一覧が表示されメインストリームメンテナンス期間がいつまでなのか確認することが出来ます。また、ここで表示される検索バーに製品名を入力すると、表示内容を絞り込むことも可能です。

前提としてお客様の各ランドスケープが弊社のお客様システム管理用SAP Solution Managerと接続されていること、SAP Support Portalにログオン可能なSユーザが必要となりますのでご注意ください。

 

補足
補足として、従来どおり個別にシステムにログインして製品とバージョンを確認し、製品出荷マトリクスからメインストリームメンテナンス期間を確認する方法をご紹介いたします。

まずはSAP ERP 6.0、またはSAP S/4HANA On-Premiseの環境にログインし、SystemからStatusを選択しポップアップで表示される画面からDetailsをクリックします。ここではSAP S/4HANA 1909 On-Premiseの環境を例に確認作業を進めていきます。

さらに立ち上がるポップアップのInstallation Product Versionsタブに移動し、ここで製品名とバージョンを確認します。

この情報をメモし、製品出荷マトリックス(PAM)にアクセスします。

SAP ERP 6.0とSAP S/4HANA On-PremiseについてはMost Viewedに表示されることが多いですが、もし無い場合は右上の検索メニューから先ほど調べた製品名を入力し検索すると表示されます。ここではS/4HANA 1909と入力し、予想検索として表示されるSAP S/4HANA 1909をクリックして先に進みます。

遷移後の画面でSAP S/4HANA 1909をクリックします。

ポップアップで表示される画面に表示されるRelease PlanあるEnd of Mainstream Maintenanceとして記載されている日付がメインストリーム保守期間となります。

まとめ
本記事では保守期限を確認できるツールとそれぞれのツールにおける確認方法についてご紹介いたしました。複数の製品をお使いの場合やシステムが複数ある場合、サポート期間の確認は簡単な様で手間のかかる作業となりがちですが、今回ご紹介したツールでは容易に実施できます。

現時点ではSAP ERP 6.0のメインストリームメンテナンス期間はEhP無しからEhP 5までは2025年末、EhP 6以降は2027年末となり、またSAP S/4HANA On-Premiseでは各バージョンのリリース後から5年後の年末までメインストリームメンテナンス期間となります。

また、SAP ERP 6.0やSAP S/4HANA On-Premiseなどのアプリケーションレイヤの保守期限とは別に、SAP HANA DB 2.0をはじめとした各DB、SAP NetWeaverといったミドルウェアレイヤにも保守期限がそれぞれ個別に設定されておりますのでご注意ください。以下はSAP HANA DB 2.0の保守期限について記載のあるSAP Noteとなりますのでご参照ください。
SAP Note 2378962 – SAP HANA 2.0 Revision and Maintenance Strategy

本記事がお客様の適切なアップデート、アップグレードのお役に立てれば幸いです。
なお、記事の中でご紹介していたSAP Solution Manager 7.2の各種機能のご紹介や設定のご依頼はウェブ・チャットや担当営業を通してお気軽にお問い合わせください。

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      1 Comment
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      Author's profile photo Shahid Ali
      Shahid Ali

      nice blog

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