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Event Information

SAP Inside Track Tokyo 2021 report week 7 CX

みなさん、こんにちは。

全7回シリーズの SAP Inside Track Tokyo 2021 SAP Community イベントの最終回(第7回目)が3/17(水)にオンラインにて開催されました。

SAP Community のメンバーが週替りでブログで報告しており、今回はYasuo Itoが担当します。

今年の #sitTokyo のテーマは “チャレンジしよう!行動をおこすキッカケに” です。

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運営:            chillSAP

 

いつも通り当日の様子はYoutubeにもアップされているので、ぜひご覧ください!

 


3/17(水) CX トラックまとめ

参加者 87名
満足度 4.9(5点満点) 内容 4.9, 運営 4.9, パネリスト陣 4.9

参加者数は他のセッションと比較するとやや少なめでしたが、満足度は全セッションの中でも同率トップでSAP Inside Track Tokyo 2021の締めを飾りました。

セッションの終盤には、「全セッションの中で、もっともテクニカルな内容だった」「SAPがこんなソリューションを持っているなんて知らなかった」というコメントもあり、今までのセッションとは一味違う気づきを感じた方も多かったのではないでしょうか。

今回のセッションをきっかけに、SAP CXに興味を持つ方が増えたら私個人としても嬉しいです。

ぜひ、Twitter 等で感想、改善ポイントのコメントをお願いします。

#sitTokyo: https://twitter.com/hashtag/sittokyo

 


オープニング

今回はフルリモートでの開催で、ナビゲータや登壇者を含めた運営側もリモートでの開催となりました。ナビゲータはYasuhiko FumotoさんとKotaro Masudaさんです。

Yasuhiko Fumotoさんは2/3のセッションでパネリストをされ、ナビゲーターとしても2回目の登場ですね。

パネリストの過半数の方が外国出身者ということもあり、オープニングアクトは英語で実施されました。ぜひYoutube動画をチェックしてください。

Kyma ではじめるマイクロサービスなサーバレス開発 by Shunichiro Yamamoto さん

Kyma は Kubernetes 上で動作するサーバレスファンクションやマイクロサービスによるアプリケーション拡張を実現するオープンソースのプラットフォームです。
このセッションでは、Kyma の概要や特長、サーバレスファンクション開発の流れなどをお伝えします。SAP Cloud Platform, Kyma Environment をはじめるきっかけになれば幸いです。

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今回のトップバッターは山本さん。Inside Track Tokyo 2021でも2回目の登場です。前回はRuumに関するセッションでした。

いつものようにセッション前にはライブアンケートが実施され、どれくらいの方がKymaを経験したことがあるかをチェック。Kymaを使ったことある方はまだまだ少数派でのようですね。

そんなKymaを山本さんが知ったきっかけは2020年のSAP TechEd。これからはKubernetesの時代になっていくと考えていた時にKubernetes関連のセッションを探していたらドンピシャのテーマを発見したとのことでした。

本セッションでは、Kymaを使い始める際に参考になるTutorialの紹介やFunctionを作成するKymaデモが披露されました。デモが気になる方はぜひYoutubeの動画をご覧ください。

セッションの最後の「新しい世界への一歩を踏み出そう」というメッセージが非常に力強くて印象的でした。

 


SAP Commerce Customizations on BTP/Kyma by Muneendra Yeddala (ムニ) さん

Building commerce customizations efficiently with cloud-native technologies  by using  side-by-side and asynchronous serverless architecture of Kyma on SAP Business Technology Platform

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続いて二人目のパネリストはSAPのムニさんです。

セッション前のライブアンケートで、マイクロサービスアーキテクチャーを経験した方をチェック。山本さんのセッション時のアンケートとあわせて考えると、Kymaに限らずマイクロサービスを実際に経験したことがある方は、まだそんなに多くないかもしれないですね。

セッション本編では、KymaとSAP Commerce Cloudを連携するシナリオがデモも交えて紹介されました。

ムニさんは今までECサイト構築プロジェクトに参画されることが多く、日本では他国と比べてカスタマイズ要件が非常に多いことを懸念されているとのこと。ソフトウェアがSaaSとして提供されることが進むにつれ、ソリューション自体にカスタマイズを加えていくのではなく、ソフトウェアの外側にあるKymaのような環境でマイクロサービス開発し、モジュールを疎結合していようなエコシステム化が今後は有効になっていく可能性が言及されました。

こちらはSAP Commerce Cloud等とKymaのマイクロサービスを組み合わせた構成のスライドです。SAP Commerce Cloud上からKymaのマイクロサービスを呼び出し、その結果に応じてKymaからSlackやSAP Marketing Cloudにリクエストを飛ばしています。

なお、セッションを見ていて気付かれたかともいるかと思いますが、ムニさんのデモはローカルPCにインストールしたKymaを利用されていました。Kymaはオープンソースなので誰でもPCにインストールすることができます。興味のある方はぜひトライしてください。

 


SAP Marketing Cloud integration with Qualtrics Survey  via SAP Integration by Javier Borrego Perez (ハビエル) さん

In an e-commerce system landscape, cloud survey solutions are becoming important tools for gathering customer information and feedback as part of the marketing strategy. In this presentation, we are going to explore the built-in integration between Qualtrics Survey system and SAP Marketing Cloud Platform provided by SCPI with the help of a webhook in AWS for event notifications.

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休憩を挟んで三人目のパネリストはハビエルさん。Inside Track Tokyo初の英語セッションでした。

このセッションでは、SAP CXソリューションの一つである「SAP Marketing Cloud」と2018年末にSAPが買収を発表した「Qualtircs」の連携方法が紹介されました。

セッション前のライブアンケートでは、「Qualtricsで作成したアンケートに回答したことがあるか」という質問に対して、約75%の方が回答したことがあるという結果に!Qualtricsの普及率はすごいですね。

セッション本編では、実プロジェクトでの経験を基に、「SAP Markteing Cloud」と「Qualtrics」という二つのソリューションを連携する際には、どのようなシステム構成でなぜその構成にする必要があったを中心に解説されました。

このスライドでは、連携のフローが紹介されています。

QualtricsとSCPIの間になぜAWSを経由するフローが必要だったのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。答えはセッションの中にありますのでぜひYoutube動画をご確認ください。

 


Apache Solr検索エンジンにおける日本語Indexing処理の理解 by Hongsub Shin (ビリー)さん

SAP Commerce Cloudはストアフロント及びバックオフィスの商品検索基盤としてApache Solr検索エンジンを利用しています。
本セッションではApache Solrの処理における日本語コンテンツのTokenizing処理内容及び検索ヒット率向上を図る上で必要な情報を紹介します。

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四人目のパネリストはムニさんと同じくSAPのビリーさんです。

「SAP Commerce Cloud」に内包されているSolrという検索エンジンについて、日本語対応するためのポイントが紹介されました。

SAP Commerce Cloudの導入においては、ECサイト上でキーワード検索で商品を正確にヒットさせ、検索順位を最適化するために、Solrの知識も必要なケースが多いとのことでした。

さて、ライブアンケートでは「膠着語に分類される言語は?」という質問がありました。膠着語って何?と思わず検索した方も多かったのではないでしょうか。私も検索しました。

本編では、形態素解析とは何なのか、それをSolrではどのように制御しているかが解説されました。

以下のスライドではSolrの形態素解析の処理を司るTokenizer / Filterでは、どのように単語を処理をしているのかがわかりやすく説明されていました。

 


OpenID ConnectであなたのIDが広がる!SAP CDCで構築する共通認証基盤 by Yuta Hoshina さん

SAP Customer Data Cloudではオープンな認証フレームワークであるOpenID Connectの機能が標準で用意されており、他のサービスに認証サービスを提供したり(OP構築)、または他の認証サービスを利用したり(RP構築)することができます。
本セッションではOpenID Connect機能を用いたサービス同士ID連携例をご紹介します。

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CXシリーズの最終パネリストであり、Inside Track Tokyo 2021の最終パネリストは保科さんです。

タイトルにある「SAP CDC」とは「SAP Customer Data Cloud」という統合ID管理(CIAM)ソリューションの略称で、「SAP Customer Data Cloud」は2017年にSAPが買収した「Gigya」というソリューションがリブランディングされたものです。

ライブアンケートではソーシャルログインを利用したことがあるか?という質問がありました。80%近くの日いとが利用したことがあると回答していました。確かに最近は会員登録するサイトが増えて、登録したIDやパスワードを忘れてしまうことが多くなったので、ソーシャルログインが便利だと認知は広まってきたのかなと思います。

さて、セッション本編ではCDCを利用して、IDプロバイダとして会員IDを発行・管理しようというシナリオが紹介されました。

自社IDをOpenID Provider (OP)として管理し、グループ会社がRelying Party (RP)として、そのIDを利用する流れがデモを交えて解説されました。

セッションの感想には「SAPはこんなサービスを提供しているのか」という意見もあり、刺激になった方も多かったのではないでしょうか。

 


クロージング

最後は参加者からのフィードバック。

本セッションが最終日ということもあり、シリーズ全体に対しての感想も多くいただきました。振り返るとシリーズ全体で30以上のセッションが開催されました。

ご覧いただいたみなさま、CXセッションのパネリストやスタッフの方々、ありがとうございました!

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