User Experience Insights
Tricentis 製品によるテスト自動化【初級編①】
前回のポストでは、ソフトウェアテスティングツールの選択肢に追加された3つのソリューションについてお伝えしましたが、今回は、そのうちの自動テストツールの基本操作についてご紹介します。
テストのシナリオ
「Fiori ログオンパッドを使用してSAPシステムにログオンする」
このポストは初級編なので、ごく簡単なシナリオを使用し、まずは自動テストツールECTがどのように動作するのか確認しましょう。
ログオン画面は、以下の公開SolManデモシステムを使用します。https://solman.almdemo.com/sap/bc/ui5_ui5/ui2/ushell/shells/abap/Fiorilaunchpad.html
プロジェクトを作成する
まず最初に、テストプロジェクトを作成します。
自動テストケースを記録する
まず、Test Cases タブに移動し、Create Folder ボタンを押して新しいフォルダを作成します。
<Nerw Folder>をダブルクリックすると、フォルダの名称を変更します。
同様に Modules タブでも新規フォルダを作成しておきます。
WEBブラウザでテスト対象のURL(https://solman.almdemo.com/sap/bc/ui5_ui5/ui2/ushell/shells/abap/Fiorilaunchpad.html)を開きます。
HOMEタブから、RECボタンをクリックし、ブラウザに移動します。
ブラウザ左下に、レコーディングマークが表示されます。
ここから、実際にログオンするためのオペレーションを行います。具体的には、
① IDを入力する
② パスワードを入力する
③ 言語を選択する
④ ログオンボタンを押す
⑤ ランチパッドが表示される
のような手順となります。
すべて完了したら、画面左側のレコーディングボタンから停止ボタンを押して記録を終了します。
ポップアップが表示されます。
Recorded TestCasesフォルダを作成済のTestCasesフォルダにドラッグ&ドロップします。
以上で、記録は完了です。次回はこの記録済テストケースに対して実行をしていきます。