Personal Insights
Sketchを使ってiPhoneアプリのモックアップを作成する
先日の DemoJam 参加の際、 iPhone アプリのモックアップを作成するために Sketch を使いました。(本番の3日前に解説本とライセンスを購入…)
ブラウザベースの SAP Build とは異なり、macOS 限定のツールにはなるのですが、なかなか便利だなと感じたので、紹介します。
Sketchとは
Bohemian が開発・販売しているデザインツールです。Web/モバイルアプリのUIデザインを作ることに特化した機能が揃っています。
(私が便利だなと思った)特徴
- 買い切りで低価格(99ドル)※1ヶ月の無償トライアルあり
- 解像度別のアートボードがプリセットされていて画面管理しやすい
- Sketch Mirror を使ってすぐに手元のデバイスでデザインを確認できる
- ライブラリでコンポーネントを管理することでファイルを横断して再利用できる
- シンボル機能による作業効率の向上
- 豊富なプラグインによる作業の効率化
Fiori for iOS Design Guidelines
Fiori ベースの iPhone アプリを作成するためには、Fiori for iOS Design Guidelines という、iOSの厳しいデザインルールに則ったガイドラインが存在します。
ちゃんとそれに沿った Floorplan と呼ばれるサンプル画面が用意されていて、こちらから Sketch データとしてダウンロードできます。
https://experience.sap.com/fiori-design-ios/article/stencils/
SAP Build との違い
良かったこと
- デザイナーさんがPhotoshopやIllustratorを使ってやるような描画のための機能がある
- 即時にiPhone実機上に表示できる(ホットスポットを使った画面遷移を実装した状態で)
Build のほうが良さそうなこと
- Web IDEへの連携など、開発につながる機能はない
ただ、Floorplan と同等のデザインが SAP Fiori Mentor アプリにそろっているため、うまく活用すれば、Sketch で組み立てたデザインを、簡単に Xcode に移植する、ということができそうです。
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