Event Information
chillSAPイベント『SAPなんでもライトニングトーク祭』レポート
6/19に、chillSAPコミュニティの第2回イベント『SAPなんでもライトニングトーク祭』を開催しました。いったいそこで何が行われていたのか?イベントレポートをお届けします。
※イベントページにも、イベント情報と、当日の資料リンクがございますのでぜひあわせてご覧ください。資料、参加者ブログは公開され次第、随時更新します。
イベント概要
LT(=ライトニングトーク)ということで、だいたい5分の持ち時間で、登壇者のみなさまに色々語ってもらうというイベントです。テーマはSAPに関連していればなんでもOK!
オープニング
運営チーム五十嵐さんによる、イベント説明&chillSAPコミュニティについての紹介からスタート。
chillSAPっていったい何なの?
SAP関連情報をソーシャルメディア(Twitter, Facebook)やブログ等で発信しているメンバーが集まったゆるいコミュニティです。
#chillSAP、#教えてSAP ハッシュタグや、FBページがあります。
スポンサーLT① 日本マイクロソフト様
今回のイベントは、日本マイクロソフト様に素敵な会場と素敵なケータリングをご用意いただきました!
というわけでマイクロソフトの五十嵐さんより、SAPPHIRE Now 2019 フィードバックとAzure情報を。
スポンサーLT② KYOSO様
SAP Cloud PlatformとVRとIoTを組み合わせて、釣りゲームを作ってみた
第1回イベントに続き協賛いただいたKYOSO様。
そんなKYOSOの上田弘明さんよりSAPアドベントカレンダー2018の釣りゲームの話を、LTで!
ブログ記事は読んでいたのですが、実際にお話ししてもらうと、よりイメージを持ちやすくなり、とても良かったです♪
LT① 教えてSAC
一般LTトップバッター、NECソリューションイノベータのいまぜきふみやさん。SAP Analytics Cloud について。
SACの概念でわかりにくいところを、噛み砕いて説明していただき、理解が深まりました!
社内レビューを突破して登壇いただき、ありがとうございました。
LT② SAPデータをMRで出力しようとした話
うちの番長、福田麻美さんより、HoloLensネタ。
Web開発者にとってはSAPのAPIのパラメータの理解が難しく、SAPのABAPerにとっては、Web開発のプログラミング言語の理解が障壁に、という話、良くありそう…
バージョンアップが早いために、ネットに落ちてるUnityのコードをサンプルとしてそのまま使うのがむずかしいという話は初めて知りました。
こちらの試みは今年も続く予定。
LT③ SAP Cloud Platformのdeployをdockerで?
うちの若手、大嶋俊平さんより、「Docker、あのクジラ、気になる…結局何なの?」というお話を。
良くわからないからとりあえずハンズオンやってみる!→できた!
という姿勢、実に素晴らしいなあと。
得た結論:
端末ごとの環境設定にあまり左右されずにプログラムを動かせる
Java開発でこれは嬉しい!といくつかハンズオンの環境設定で苦労した私も思います。
休憩
素敵な飲み物とおいしい食べ物と参加者の懇親を楽しむタイム。10分。
LT④ SAP CP Workflowで購買依頼が承認できるiOSアプリを実装してみた
SAPアドベントカレンダー2018で一番、やばかった
Mona Lisacoさんの、待望の新作が仕上がっていました。相変わらずユーザストーリーが秀逸です。
「だいじょぶだぁ」と言うとSAP CP Workflow Serviceで購買依頼登録が承認されるiOSアプリを実装する(1/2)
LTでデモを見ることができたのが、本当に素晴らしかった…
「だっふんだ!」と言うことで、購買依頼が申請できる場面に立ち会えるなんて。
「だいじょうぶだあ!」ということで、購買依頼が承認されるところを見れるなんて。
LT⑤ SAP Leonardo MLの可能性を「へんな」方向から追及する
Mona Lisacoさんにドリフ教育をほどこした、zkahiraさんのLT。
zkahiraさんが最近作ったもの
- ARで在庫確認するiPhoneアプリ
- 機械学習で棚卸するiPhoneアプリ
- 移送依頼をリリースするiPhoneアプリ
1個目はSAPアドベントカレンダー2018で登場していますが、後ろふたつも非常に詳細が気になるじゃないですか。デモとか見たい…
今回は、「へんなおじさんDetection」をテーマに、変なおじさんの画像を #hennaojisanMLで共有してもらうという、謎過ぎる展開。
LT⑥ ときめくものだけ残して考えたSAP on Cloudのデザインパターン的なアレ
那須@AWSエンジニアさんが、こんまりメソッドで、SAPの構成を見直す話。
感謝をこめてIPアドレスを手放す!
インフラについて不勉強な私でも、ときめき伝わりました!おもしろかった。
スポンサーLT③ SAPジャパン様
SAP Cloud Platform から Microsoft Azureサービス利用は便利だった
ここで再びスポンサー、SAPジャパン関原正之さんのLT。
SAP Cloud Platform から Azure のサービスが見れるの、ちょっとした感動でした。
相互乗り入れできるのだから、他社がやってるサービスはSAPさんでは開発しない!という方針、良いですよね~。
余談としては、当初、スポンサーLTでしゃべってもらおうとうっすら計画していたテーマが、最終的にMSさんとSAPさんで入れ替わってしまったのが、個人的に面白いなあ、と。相互乗り入れ感、ある。
LT⑦ SORACOMのあのボタンでオンプレSAP ERPを操作してみた
大トリ、ワールドシステムコンサルタント大塚將司(すみっこ) さん
ブログでおなじみ「無理やり繋げる」シリーズの新作!
軽妙なトークで、どんどんやることがエスカレートしていく様が、おもしろすぎました。
SORACOM LTE-M Buttonを使って
SAP Cloud Platform経由で
SAP ERP(オンプレ)を操作して
処理結果をAWSとAzureとGCP経由で
LINEとSlackに通知してみた
「オンプレSAP持ってきました!」などのパワーワードも、これまでのブログでの「やってみた」の蓄積から生まれているのが、さすが。
集合写真
こんなにたくさん来ていただけるなんて~!ほんとうにありがとうございました!
所感① 感謝
運営チームとしての参加だったので、とにかく色々成功するのか?!当日までどきどきでした。
結果、運営上の反省点は多々あるものの(ごめんなさい!)ツイートの様子などから
- 来てくれた人が楽しんでくれてたぽい
- 登壇してくれた人が楽しんでくれてたぽい
ことがわかり、なおかつ、
- 来てくれた人が素敵過ぎた(最後の片付けへのご協力、本当にありがとうございましたああー!!)
- 登壇してくれた人が素敵過ぎた(みんな本当にすごいです!!)
ことを目の前で見れただけでもう、これは、大成功と言っていいんじゃないかな、と思っています。
次回はもっとスムーズに、またもや楽しいイベントをお届けできたらなあ!と思っております。参加者の皆様、アンケートへのご協力よろしくお願いいたします。
また、今回の参加されていない方も「こんなこと興味ある」「こんなイベントないの?」などのご意見、いただけたらうれしいです。
ほんとうにほんとうにありがとうございました!!
所感② 技術情報
「やってみた」LTが多く、「そんなことできるのね」という学びの多い場になりました。
そして、そんなのを見てしまったら、自分も何かやりたくなりました!
何やろうか考えるのにちょうどいいイベントもあるという噂だし、色々インプットしたり、アンテナ張っておこうと思います。
所感③ アウトプット作戦
今回、SAP関連の日本語情報を増やしたい、という思いから
- アウトプット推奨!
- みんなTwitterアカウント用意してね!
- どんどん #chillSAP でTweetしてね!
をしつこく繰り返した結果、みなさまのツィートが絶妙すぎて、Togetterを見返すだけでもニヤニヤできる仕上がりになりました。
SAPのすみっこというブログに、当日のツイート満載で臨場感あるレポートもございますのでぜひあわせてご覧ください!