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SAP の 5G イノベーション カウンシル が新たなビジネスモデルを加速

この記事は、以下の 2019/2/25 本社発信プレスリリースに関連して掲載された

SAP Leonardo IoT がインテリジェントエンタープライズ実現を促進 (抄訳版)

https://news.sap.com/japan/2019/03/sap-leonardo-iot%E3%81%8C%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA%E5%AE%9F%E7%8F%BE/

以下の記事の抄訳です。

https://news.sap.com/2019/02/sap-5g-innovation-council-accelerates-new-business-models/

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MWC19 のエキスパートによると今年は 5G がスタートする年です。また、その規模は今年度末までに 21 の市場で 1 千万接続にまで拡大することが見込まれています。

5G が実現されつつある中、モバイル業界は、新たなテクノロジーに必要とされる多大な投資に見合う新しいビジネスモデルと収益化戦略を模索しており、多くの企業が 5G のスピード、アーキテクチャー、データ伝送機能を活用した、従来の通信の接続性というサービスを超えた収益モデルの開発に力を入れています。

昨年 2018 年6月、5G 環境のビジネスの将来に興味を持つ SAP 顧客がコラボレーションするクロスインダストリーの SAP 5G イノベーションカウンシルが設立されました。

SAPは、SAP のデジタルプラットフォームと業界特有のビジネスプロセスの知識により、5G によって提供される新たなサービスを確立するユニークな存在としてポジショニングされています。

MWC19 で登壇した Platform and Data Management の Center of Excellence シニアディレクターである Frank Wilde は「これは SAPにとって非常にエキサイティングなことです。この SAP 5G カウンシルを通して、バリューチェーンの促進を支援できることをうれしく思います」と述べています。

このカウンシルは、欧州、北米、アジアのサービスプロバイダー、携帯通信社、そして装置ベンダーなどによって構成されており、それぞれが新しいビジネスモデルの評価に多様な視点を展開しています。

他にも、5G テクノロジーをベースに幅広いシナリオが展開されることに興味を持つメーカーやメディアなども参画しています。もたらされるイノベーションと透明性を維持するため、カウンシル内では同一国内における直接の競合企業の参加がないよう考慮されています。

「このカウンシルは、2年前の Mobile World Congress でスタートした素晴らしいものです。5G が、サービスの包囲網だけでなくネットワーク設計における根本的な変化をいかにもたらすものであるかを理解した時には、バリューチェーンとエコシステム形成の両方を支援することができるキーとなるチャンスであると感じました」と Wilde は述べています。

 

SAP と 通信業界のチャンス

カウンシルのメンバーにとっては、3つの領域において潜在的なチャンスがあります。

まず第一に、グローバルの通信インフラストラクチャーとモバイルエッジコンピューティング(MEC)の組み合わせと、SAP のマルチインダストリーの DNA を活用し、収益化戦略にフォーカスした 5 G における全般的なチャンスです。

第二に、お客様と協力することで、ターゲットとする業界において共同イノベーションプロジェクトを促進し、業界フォーカスを集中させられることです。

現在、カウンシルは業界のシナリオをコネクテッドカー、スマートシティ、スマートマニュファクチャリングに展開しています。

第三に、SAPのエッジ処理機能を活用することで、クラウドとエッジ双方からの分析が可能なことです。

マルチアクセスのエッジコンピューティングによって、お客様のロケーションに近い、ネットワークのエッジにおいて、低レイテンシーのストレージやコンピューティングパワーに、非常に高い効率性を実現することができます。

5 G の可能性によって、SAPもそのアーキテクチャーを再考する方向に導かれています。

「ハードウェアのアップグレードだけではありません。これは、ネットワークの設計の根本的なシフトを意味します。ソフトウェアが定義したネットワークが存在し、4 G では不可能だったネットワークのスライシング、レイテンシーの変更、スループットの調整 が可能なのです」と SAP のシニアディレクターである Carl Kehres は述べています。

 

SAP Edge Services が、必要なところにコンピューティングを提供

マルチアクセス エッジコンピューティングが、データ送信が重くなる 5G サービスにおいて、キーとなる役割を果たすことになるのは間違いがありません。

モノのインターネット (IoT) インテリジェンスからの大量データを処理するクラウドデータプラットフォームと同様に、SAP には、エッジコンピューティングのフレームワークがあります。 SAP Edge Services です。これによりコンピューティング機能がどこで必要なのかを特定することが可能です。

SAP Edge Services を利用することで、お客様は、SAP S/4HANA Cloud または SAP Asset Intelligence Network などの中央の機能の一部をエッジに拡張することができ、マイクロサービスのライフサイクル管理などがエッジでも可能になります。

「これは、我々にとっても、エッジコンピューティングフレームワークを構築し、ソリューションに織り込むことでパートナー関係を築いている業界にリーチするのに非常にエキサイティングなチャンスです」と Wide は述べています。

 

検討されている使用ケース

コラボラティブなイノベーションをドライブするプロセスとしてカウンシルは Design Thinking によって支援を集めています。これは、特にビジネスモデルを再考したり新しい使用ケースを検討するにあたり新しい方法論を必要としている通信系企業を惹きつけています。

カウンシルが取り組んでいる利用例には、作業指図書を発行やデジタルコアとのデータ同期による技術者のレンチ時間を最大化することを目的としたプラントのメンテナンスなどがあります。

その他にも、センサーデータを活用し、お客様に購入意図があるのかあるいは単に見ているだけなのかを把握する新しいレベルのカスタマーエクスペリエンスを喚起するフューチャープルーフの店舗などがあります。

コネクテッドワーカーセーフティーも、重要な領域です。5G ベースのテクノロジーが緊急事態を検知し、救急隊員にリアルタイムで通知し、同時にコンテキストにセンシティブなセンサーデータからインシデントレポートを自動的に作成することができます。

また、興味深いのは、SAP Asset Intelligence Network をエッジに拡張した使用例である、予知保全における新たな機能です。ネットワーク接続に問題がある、または不安定な時、または場所でも、ローカルの高速処理によってミッションクリティカルなタスクを実施したり、アセットのコアデータをエッジに同期することができます。

次回の SAP の 5G イノベーション カウンシルは、カリフォルニア州パロアルトの SAP オフィスで開催される予定です。

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