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Author's profile photo Sawa Ito

SAP Leonardo for Edge Computing に位置付けられている SAP Dynamic Edge Processing (現SAP Edge Services, on-premise edition)とは(概要)

SAP SAPPHIRE NOW 2017 では、SAPの新しい IoT、AIなどのためのブランド、Leonardo が大きく取り上げられました。
その中の Edge Computing の製品として位置づけられているのが、Global で昨年 6 月にリリースされ、10 月にプレスリリースされた新製品「SAP Dynamic Edge Processing」です。

SAP Dynamnic Edge Processing については、以下のページで紹介されています。
https://www.sap.com/japan/products/dynamic-edge-processing.html
https://eaexplorer.hana.ondemand.com/_item.html?id=12343#!/overview

SAP Dynamic Edge processing は、RDBMS の SAP SQL Anywhereと、CEP のライト版 SAP Streaming Lite、SAP HANA と SQL Anywhere とのデータ同期 HANA Remote Data Sync などの製品を要素技術とした、大量に発生するセンサーデータのエッジでのフィルタリング、現場でのリアルタイム分析、アラート、アクション、SAP ERP や SAP Cloud Platform とのデータ連携、データのセキュリティなどの機能を持つエッジコンピューティングのためのテクノロジー 製品です。

CISCO のフォグコンピューティングなどのコンセプトに賛同したもので、IoT ゲートウェイ上で稼働するため、Intel、HPE、Dell などの各社 IoT ゲートウェイメーカーとも協業を進めています。

こちらのスマートリテールのビデオはIntel との共同プロジェクトによるもので、昨年のSAP SAPPHIRE NOW 2016 で紹介されたものです。(SAP SAPPHIRE NOW 2017 で展示されていたデモの内容は後ほどご紹介します)

 

SAP Dynamic Edge Processing の現在のアーキテクチャーは以下のとおりです。

 

(SAP ERP の上記の機能をエッジで SAP SQL Anywhere上で実行し、ERP DB のステージングテーブルとデータ同期するためのストアドプロシージャーや同期スクリプトなどが含まれています)

 

下は、SAP Dynamic Edge Processing の概要について、簡単に説明したビデオです。

 

また、現在、製造向けソリューションのプロジェクトに力を入れており、HANNOVER MESSE 2017 の SAP ブースMachine Learning Processのコーナーでも展示がありました。

 

下は、製造系ソリューションに Dynamic Edge Processing を適用した場合の概要紹介ビデオです。

「インダストリアル IoT のための Dynamic Edge Processing」

 

 

現在、様々な連携が検討されています。

 

こちら の SAP Dynamic Edge Processing のホワイトペーパーもご参照ください。

Dynamic Edge Processing は、SQL Anywhere 同様、アプリケーションパッケージベンダー様向けの OEM契約で扱うことが可能です。

 

 

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SAP SQL Anywhere に関する詳細情報は、SAP SQL Anywhere Communityページ<英語> を参照してください。

 

上記のコミュニティーに掲載されている技術情報は、順次SQL Anywhere 日本語コミュニティに掲載しています。

 

SQL Anywhere に関してはまずはこちらをご参照ください。無期限でご利用いただける無償の Developers Edition もこちらからダウンロードが可能です。

 

SQL Anywhere に関して技術的な質問のある方はコミュニティに登録し、
「+ Actions」から「Ask a Question」機能をご利用ください。

Language には「Japanese」、
Primary Tag には「SQL Anywhere」、
Additional tag には「SAP SQL Anywhere」、
User Tagに「sql anywhere japanese question」

を選択してください。

不具合につきましては、サポート契約者様専用の問い合わせ方法にてお問い合わせください。

 

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こちらよりお問い合わせください。

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