SAP Vora 1.4リリース
SAP HANAプラットフォームのテクニカルエバンジェリストを担当している松舘です。
エンタープライズデータとビッグデータをつなぐ、SAP HANA Voraあらため、 SAP Vora の最新版1.4が先日リリースされました。
ブランディング変更
お気づきのことと思いますが、名称からHANAを省き、SAP Voraとなりました。
従来より、SAP Voraは単体で動作することが可能でしたが、名称が原因でSAP HANAが必須と誤解を与えることがありました。
今後は、シンプルに SAP Voraとなりました。
1.4新機能
1.3では、分析エンジンを搭載し、データのある場所でそのまま分析が行えるよう、プラットフォームとして強化されました。1.4では、さらに以下の機能が強化されています。
- 最適化されてインメモリリレーショナルエンジン – Transaction Coordinator (TxC)の優れた機能を活かしエンジン(時系列エンジン、ディスクエンジン)をまたぐジョイン性能を向上させました
- 改善されたモデラーUI – グラフエンジンとドキュメントストアをサポート。データモデル(View, キューブ)のデータプレビュー機能を搭載。
- SAP HANAへのvoraodbc アクセス
- SAP Cloud Platform BigData Services (fka Altiscale Data Cloud)がSAP Voraをサポート予定
- パフォーマンス改善(データロード、クエリ実行】
今後もさらなる分析機能を提供していく予定です。
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