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SAP Enterprise Supportメニューには、プロジェクトの準備から、導入上のノウハウ、運用上のノウハウに至るまで、SAP HANAなどのイノベーションのスムーズな導入~運用を可能にする支援メニューが多数用意されています。これらを知る知らないで、プロジェクトの成否・安定運用・ユーザー満足度・ROIに大きく差が出ると思いますので、是非どういうメニューが用意されているか事前にチェックして、使いこなして頂ければと思います。 

 

2016年5月2日現在SAP HANAに関する74メニューが公開されていますので紹介します。なお、これらはSAP Enterprise Support契約のユーザー様向けのものです。アクセスにはS-User IDが必要で、SAP Enterprise Support契約のお客様のみ活用可能になります。

下記、「概要」「準備」「導入」「運用」でどういうメニューが用意されているかの概要です。SAP Learning Hubなどの教育コンテンツでは製品の機能が理解できるメニューが提供されているのに対し、こちらのSAP Enterprise Supportでは実プロジェクトの準備~導入~運用のノウハウが提供されているのが特徴で、より実践的段階で役に立てて頂けるメニューです。

1.概要編

     より技術者向けに、S/4HANA、S/4HANAのCloud版各種、HCP(HANA Cloud Platform)、HANA Live、HANA Studio、導入運用ベストプラクティスなどのコンテンツが揃っています。世の中で提供されている、他のHANA概要と比べ、より技術者向けの実践的な概要コースとなっているのが特徴です。

 

     下記表の見方ですが、日本語解説の右に「オリジナル・タイトル」として英語名の正式コンテンツ名が記されています。SAP Enterprise Support上はこのオリジナルタイトルで探す事ができます。また提供形式として、30分~1時間半の講義から、SAPエキスパートによるリモート支援まで7種類程ありますので、最後の「5.提供形式」にて紹介します。

2.準備編 

     HANAプロジェクトの準備に際し、必要な様々な技術ノウハウが提供されています。HAとDR、データセンター活用、移行方法、サイジング、関連ツールの活用方法まで、是非必要なメニューをお探しください。 

3.導入編 

     大変定評を頂いているCQC(Continuous Quality Check 継続的品質チェック)による安全な本番稼働メニューから、導入プロジェクト上役に立つ各種ノウハウが取り揃えられています。

4.運用編  

     HANA運用段階で必ず課題になる、データ量、開発投資したカスタムコードの活用状況モニタリング、システムの健康診断やモニタリング、トラブルシューティング、バックアップ&リカバリ、顧客事例などが提供されています。 


5.提供形式

     上記でMtE、EGI、CQCなど7種類のコンテンツ&サービス提供形式がありますが、それぞれの意味を解説します。

6.アクセス方法

     上記メニューのSAP Support Portal上でのアクセス方法です。上記水色のMtE、Best Practice、Quick IQ、EGI、GSS、AIEの6つは下記より「オリジナルタイトル」のキーワードより検索できます。

http://support.sap.com/ja.html ➡ 下記大学帽マークの「SAP Enterprise Support Academy」を選びます:

次の画面で何通りがアクセス方法がありますが、ここでは「Learning Studio」というコンテンツ一括検索画面を紹介します。下記〇で囲ったLearning Studioを選択してください。

Learing Studioの検索フィールドにて「HANA」や上記「オリジナル・タイトル」に含まれたキーワードで検索してコンテンツを見つけてください。

     CQC(SAPエキスパートによるリモート診断サービス)に関しては直接SAPサポートのコンタクト先に問合せや申込み、またはサポートポータルのインシデントでお申込みや問合せになります。

     上記は2016年5月2日現在の提供メニューで、予告なく変更される事もあります。随時追加し、新たなメニューも加わりますので、上記アクセス方法で、チェック頂ければ幸いです。