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SAP Business Suiteと、S/4HANA、Fioriなどの新機能の検索ツールとして、Innovation Discoveryが機能アップされ、2015年12月15日、2.0としてリリースされましたのでお知らせします。HANAの高速性、FioriのUIなど、新機能のスクリーンショットなど使い易くなっています。

1. HANAのサーチエンジンにより、例えば”Japan”、”IFRS”、”HANA”など、キーワード検索が速く快適に 

 

    検索キーワードが含まれた機能を、高速で拾い出してくれます。さすがにGoogleみたいなあいまい検索は無いですが、かなり検索が快適になりました。 Advance Searchとして、複数検索条件も間もなく出て来るという事です。

2.S/4HANAの新機能も、リリース済みだけでなく、計画中(Planned)の機能も同時に照会できます。

 

    今まではInnovation Discoveryというと、主にBusiness Suite 7のEHPの新機能が主でしたが、S/4HANAの新機能検索ツールも多数登場します。また、計画中の機能も同時に検索できるのが特徴です。

3.今まで文字情報だけだった新機能解説が画面付きに

 

    さすがに、文字情報だけの機能解説はちょっと見劣りしましたが、各新機能毎の画面ショットがご覧いただけるものが多数あります。残念ながら全部ではありませんが、S/4HANA系の新機能はほぼついています。プレゼンテーション資料がアタッチされている機能もあります。

4.業種、LOB(営業、製造、マーケティング、会計、購買、SCMなど機能部門毎)など、関心の領域毎のフィルター

 

    12月15日時点ではまだですが、Coming Soonという事で、自分の関心領域をプリセットして、Fioriのタイルを作成できます。 予め自分の関心領域を登録しておくと、新機能が出たらお知らせも飛んでくるようです(Coming Soon)

5.自社のシステム毎の推奨機能

 

    これは1.0でもあった機能ですが、2.0でももうすぐ可能になります。自社で頻繁に使用しているトランザクションに対する新機能などです。本日現在は旧1.0の画面上で使って頂くことになりますが。

 さて、入り方ですが、Service Market Placeの「Improvement & Innovation」からです。

これが最初Innovation Discovery2.0に入った状態。S/4HANAとUIのFioriのタイルが予めセットされていますが、今後自分のタイルを色々追加可能になります。

下記に2つ矢印を付けてありますが、それぞれ検索機能(右上めがね印)と、全機能検索画面(Discover Innovationボタン)です。

 

全機能検索画面(Discover Innovationボタン)を押すと今時点1635個の新機能があり、Industry、LOB(会計、営業、SCMなどの各部門)、Product(製品名)などで絞り込めます。

また、キーワード検索してみますと、「IFRS」というキーワードで2つの出荷済機能が、4つの予定(Planned)が出て来ます。

このように、新機能のスクリーンショットやプレゼンテーション資料がアタッチされてきています。

ある程度、画面を操作しながら馴染んでいく事ができると思いますので、その他詳細は割愛しますが、こちらにドキュメントで解説もあります。また、1.0の旧画面もこちらからです。

SAP Maintenance Go To Marketチーム 木下史朗