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SAP ERP6.0等、SAP Business Suite 7のメインストリーム保守期間が2025年までに延長されたのを受けて、ロードマップ作成上の留意点について質問を受ける事がよくありますので、代表的な点をまとめたいと思います。

1.NetWeaverのリリースについて

     ERP6.0、Business Suite 7に対応するNetWeaverのメインストリーム保守期間の情報にもご留意ください。 次のNoteに詳しく書かれていますので。ご参照ください。Note1648480

  Noteの要点: 同じ2025年までメインストリーム保守が継続されるNetWeaverのリリースは7.0x、7.31、7.40のABAPです。 その他のABAPスタックはその限りではありませんのでご注意願います。 またJavaスタックはJava基盤の進化の度合いが早いペースで更新されていますので全てメインストリーム期間は2025年前に終了です。 従ってJavaスタックの更新ロードマップは計画的にお願い致します。Javaスタックについては、7番目もご一緒にご覧ください。

2.OS / DB / SAP Kernel

     ERPやNetWeaverの下の階層として、SAP Kernel、DB、OSがあります。SAP Kernel、DB、OSの組合せで保守が提供され、SAP Kernel、DB、OSとも保守期間はERP6.0、Business Suite 7と異なります。 システム更新計画上はかならずこの3つの保守期間をご覧になり計画を立てる必要があります。 製品出荷マトリックス(Product Availability Matrix 通称PAM) http://service.sap.com/pam にて保守の組合せ、それぞれの保守期間がご覧いただけます。

 

  PAM2.0(Product Availability Matrix)を使いこなそう もPAMの使い方を解説してますので、参考までにご覧ください。

2015-04-22 15-04-15.png

     上記はERP6.0 EHP7のPAMのOS、DB、Kernelの保守の組合せが参照できるタブです。また、SAP Supportが提供する、Early Watch Alertにも現在のOS, DB, Kernelの保守期間が書かれています。

3.ユニコード化

     もしもまだユニコード対応がまだの場合、是非ユニコードコンバージョン計画を推奨します。 ユニコードについては、こちらに情報をまとめてありますので参考にしてください。 SAP製品とUnicode方針 FAQ 

  Javaをはじめ、世の中の製品がユニコードに置き換わりつつありますが、SAPも非ユニコードとユニコード環境の整合は保障していませんので、くれぐれもご注意願えればと思います。 参考Note975768 非ユニコードバックエンドでのJava機能の非推奨

4.グローバル展開時、事業拡張時、M&Aのランドスケープ検討

     ビジネス拡大、グローバル展開時の標準化・共通化など、現状のSAPシステムランドスケープの計画は将来において常につきまとう課題と思います。SAP Enterprise Supportでも、SAPのPremium Engagementの経験を元に、集中型・分散型など様々なケースのメリット・デメリットを含め、分散した場合・統合した場合の要検討事項や推奨事項をBest Practiceとして情報提供しています。下記はSAP Enterprise Support契約のお客様のみですが(それ以外の場合は、料金が発生致します。) 好評を頂いていますので是非ご活用ください。

     SAP Enterprise Support Academy画面

     https://service.sap.com/sap/bc/bsp/spn/esa_redirect/index.htm 「SAP Production System Strategy」で検索ください。「Implementation / Upgrade : SAP Production System Strategy for Large Enterprise」というベストプラクティスコンテンツがお勧めです。

5.仮想化環境に関するサポート 

    サーバーの仮想化も、SAPテスト機だけではなく本番機でも、ごく普通の技術になりました。 仮想化技術に関するSAPのサポートは、Note 1492000 「仮想環境に関する一般サポート内容」 のセントラルNoteに最新情報がまとめられていますので、システム更新時の参考にしてください。このNoteから個々の仮想化技術・仮想化製品に関する個別Noteに飛ぶことができます。

6.クライアント側環境 

     いわゆるGUIの保守期間、GUIの動作する環境などクライアント側の環境については、下記のNoteが参考になります。

     ノート 147519 – SAP GUI の保守方針/有効期限

     ノート 66971 – サポート対象のGUIプラットフォーム 

     ブラウザをクライアントとして使う場合は、2.で紹介したPAM上に保守対応のブラウザ情報があります。

7.Javaスタック、Java+ABAPのデュアルスタックをお使いの場合

     注意事項を下記に述べていますので是非参考にしてください。 少し複雑になりますので専門家に相談し、的確なランドスケープ計画を練って頂ければと思います。

     2013年テクノロジアップデート その2 BS7 Dual StackからSingle Stackでの提供へ

     2013年テクノロジアップデート その3 NW7.4よりDual Stackサポート終了について 

     2013年テクノロジアップデート その5 Business SuiteとNetWeaverの相互動作保証(Interoperability)について 特にERP6.0 EHP7より注意を

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