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Social Sabbatical での最初の週末です :smile: 。このプログラムで週末は3回あるので、各自様々な活動をします。

ここでも国際色の特徴が出ているのでおもしろいです。北米チームは泊りがけでビーチへ、欧州チームは泊りがけで世界遺産まわりに出かけて、残ったその他チームは現地探検と分かれました。出張でインド、バンガロールに7回ほど行った事があるので、インドの歴史的な建物などは何度か見る機会があったし、歴史や建物にはあまり興味がありません。 出張で海外に行ったときは、いつも、ローカル電車、バスにチャレンジし、ローカル市場へ行き、現地の人の生活を見る事にしているので、今回も同様にローカルピープルウォッチングに出かけました。

ホテルは2スタークラスの長期滞在用のアパートメントホテルで、24時間お湯のシャワーがでるので快適です。日中は38℃以上で日本の夏よりも蒸し暑いので、シャワーは欠かせません。以前の出張では、お客さんが手配してくれたホテルにお湯シャワーがなく、バケツを持ってお湯をもらいに行って、バスルームで水浴びする経験をしました。バスルームにバケツが置いてあったので、いやな予感は的中したのでした。今回はそういう事もなく、ホテルの設備はOKレベルです。

Img1. ホテルの向かいのバイク修理屋さん。Img2. いたるところで、水道管の工事をやっています。雨季の前の修理シーズンだそうです。

Img3. 露店の店も近くにあり、生活には不自由しません。ホテルは都心から1時間離れた郊外なので、観光客もいなく、ぼったくりもないです。

Img4. 行動手段はこの黄色と黒の3輪リクシャーです。初乗り30円 からで、10分くらい乗って60円くらいなので毎日利用しています。

本題のローカル探検ですが、ローカル電車の挑戦と市場見学です。

現地のコーディネーターに電車探検を伝えたら、危ないから勧めしないとう雰囲気でしたが、フィリピン、タイでもローカルスラム探検の経験があると伝えたら、チャレンジングな奴と言われ、他のメンバーが行っても安全か確かめるために、まずは私1人で行くことにしました。

駅まで3輪リクシャで行き、まずは切符を買います。市の中心まで片道50分程度で20円という安さです。

改札など存在しません。切符を買わなくてもどこでも行ける?実際何%の人が切符を購入しているか興味深いです。土曜の朝10時すぎでしたが、人が多くてちょと危険な予感がしました。1本電車を様子見することにして、2本目に乗る事に。朝は20分間隔で運行しているようです。

反対車線の電車を見ると、電車にドアがなく、人が乗り出しています。さすがに電車の屋根に乗っている人はいませんが、電車の中に座り込んでいる人もいます。線路沿いにはスラムが形成されていて、駅には悪臭が漂っています。何年間ものゴミが堆積されて、プラスチック層のゴミ地層が出来上がっている状態です。

ようやく電車が来たと思ったら、既に飛び降りている人と、飛び乗っている人がいます。電車が停止しているのは5-10秒程度しかないのです。インドにも女性専用車両があり、ファーストクラス車両もあるが、他の普通車両と違いがわかりません。1本目の観察が終わり、いよいよ乗ることに。

降りる人を待っていたら乗れないとわかっていても、降りる人がいるとやっぱり乗れない日本人。結局、電車と一緒にホームを走って飛び乗りました。社内も悪臭があり、ドアの入り口は身を乗り出して風にあたるため、ドア付近の場所取り争いが始まったのは面白い光景でした。

Img 5. 駅の線路づたいにスラムが形成されています。Img 6. 電車にドアがあるが、閉まらないように固定してあります。

Img 7. 電車の乗り方を観察

最初の目的地はドービーゴートと言われるスラムの洗濯場です。観光ガイドブックにも載っている有名なスラムです。

Img 8. スラムの奥には近代的なビル群。 Img 9 洗濯している様子。

もう1つは市内中心部のクローフォードマーケット。野菜、果物、香辛料、ペットまで何でもあります。

マーケットに入ろうとすると呼び止められ、観光客はガイドなしでは入ってはいけないと言われ、制服を着たおじさんが何かのバッジを見せて、国の責任でやっているからガイドすると言われました。長年の経験からチップねらいのガイドだと悟って、空の財布を見せてチップを持ってないというと、現地語で罵声を浴びせられ気分の悪い思いをしました。まあ、どこの国でもこの手の人たちはいますが、制服やバッチなど仕込んでその道のプロを感じました。もしかしたら本当にそのマーケットの管理者なのかもしれません。。。 プロの人は、中国人、韓国人、日本人の見分けができます。普通の人は見分けができずにアジア人は皆同じに見えるそうです。

ローカル探検は、ちょっと危険なチャレンジでしたが、現地の人たちの様子を観察できたいい1日でした。