企業によって CSR の目的、活動内容は様々です。
- よりマーケティング活動に密着したもの
- チャリティや寄付金のお金をメインにしたもの
- 自社の企業活動に関連した、環境、サステナビリティの領域
- 職場の地域に密着したローカルコミュニティーでの活動
- 社会的生活弱者の方々へのサポート
日本ではいくつかの震災を経験し、ボランティア活動、CSR活動が活発になり、今後どの方向へ進んでいこうか迷っている企業も多いのではないでしょうか?
私がこの Social Sabbatical に参加したのも、海外でのニーズはどんなものがあり、それに対して現地のNPOはどんな活動をしているか学びたいというのが1つの動機でした。どれが良い、悪いではなく、ニーズを認識し、解決への道筋をつくり、現地の方が自立して継続的に実行できるようにサポートするという活動を経験してみたかったのです。
”1日のミルク代を提供するよりも、収入を得る仕事を作り出す”
我々の活動は、このタイプです。チャリティ、寄付金ではではなく、我々のスキルを生かして現地NPOをサポートする活動です。
SAP グローバルビジョンに “Helping the world run better and improving people’s lives” があり、このビジョンに沿った活動です。
SAP ジャパンビジョン 2023 にも”社会: 笑顔で暮らせる豊かな社会” があります。
”現地のやる気のある起業家の卵をサポートする”
日本人が苦手の R の発音 entrepreneur アントレプレナー、起業家の卵ですが、その起業家の卵を見つけて起業サポートする Incubator インキュベーターがインドには多数存在します。その多くが NPO: Non Profit Organization で、今回はこのNPO 経由で活動します。
持続可能なサステナビリティが重要で、我々の1か月の活動が終わっても、継続して現地の方が事業を進めていけるようにします。
私がアサインされた NPO は アンリミテッド・インディアというソーシャル・インキュベータです。
次回からは実際の活動、壁にぶち当たっての挫折、学んだ事を紹介していきます。