SAP Social Sabbatical No1. 海外ボランティアにチャレンジしてみませんか?
こんにちは、SAP Technology RIG の関原です。SAP Social Sabbatical Program でインド、ムンバイに来ています。
No1. は海外ボランティアにチャレンジしてみませんか?です。
今回はSAPジャパンの皆さんへのメッセージがメインになりますが、日本企業の多くが何らかの CSR 社会貢献活動をしていると思うので何か参考になればと思います。
SAPに勤務して20年になりますが、この20年でベストと言えるプログラムが2つあります。
- SAP Social Sabbatical Program – 1ヶ月間、新興国でのボランティア活動
- SAP Fellowship Program – 6ヶ月間、 SAP海外、他部署での勤務
”チャンスはあるので、あなたのやる気次第で実現できます”
この Social Sabbatical Program は人事のリーダーシップ育成、CSR活動、現地NPO、参加社員がWin-Win-Win-Win となるプログラムです。
今期が3期目で、各国に12人が派遣され、4プロジェクト(1プロジェクト3名)で様々なCSR活動を実施します。
2012 – ブラジル、インド、南アフリカ、
2013-2014 – ブラジル、インド、南アフリカ、ケニア、中国
2014-2015 – ブラジル、インド、南アフリカ、ケニア、中国、フィリピン、コロンビア、トルコ
2015-2016 – 10ヶ国 を予定
”何を得るか?”
人それぞれに、得たいもの、得るものは異なりますが、このプログラムでは様々なな経験ができて、いろんな事を学べると確信しています。
- 私の場合は日本で色々なボランティアを経験したので、日本のニーズとの違いやCSR運営そのものに興味がありました。
- 異なる国、異なる文化、異なるスキルの社員がチームとなって問題解決に取り組む中で学ぶことも多いはず
- どういうプロセスでニーズを理解し、実行できるように分解し、道筋を作って、現地の人たちが継続できるようにするかアウトプットを出すプロジェクト経験
- 自分の持っているスキルが海外で通用するか試してみたい
- グローバル企業でExecutive にステップアップするための過程
- 違ったスタイルの海外旅行をしてみたい、など動機は何でもよい
失う物は限りなく小さく、得るものは大きいのでぜひチャレンジしてみてください。
”今から準備してください”
4月にプログラムの案内がメールで届きますが、応募期間が2-3週間と短いので、ちょっとでも興味があったら準備を開始してください。
- 上司への事前タッピング – あなたの気持ちを上司に伝えてください。きっと応援してくれます。
- 家族へのタッピング – これが一番大変ですが時間をかけて行いましょう。あなたの熱意を理解してくれて家族も応援してくれるでしょう。
- 英語で応募の気持ちをエッセイとして書かなくてはいけません。私は前回の2期目にも応募しましたが、この書類選考で落ちました。3期目は英語の定形文句などをちょと勉強して準備しておきました。こういうスキルがあるから、こういう事に貢献できるという英文の文書パターンがあります。
”日本には最低1枠はある”
2期目は村田総一郎さんが参加、3期目は私が参加と、日本には最低1枠があります。なぜなら、多国籍でのチーム編成、文化、価値観の違う仲間でプロジェクトを実施する Diversity を重視しているからです。当然、女性の割合も半分になるように考えられています。4期目はさらに10ヶ国に広がって枠数は増えます。チャンスはあっても応募しないと実現しませんので、ぜひ日本の皆さんも応募して、2枠、3枠をゲットしてください。アドバイスが必要な方は村田さん、または関原へコンタクトしてください。
2013年南アフリカ、村田さんのブログシリーズ:
http://blogs.itmedia.co.jp/hana/2013/10/sap-helps-run-b-ec0c.html
このSAP Social Sabbatical Program をヒントに、日本企業の社員を地方自治体へ派遣するコーポレートフェローシップもコード・フォー・ジャパンで始まりました。