SAP HANA 1.0 SPS09の提供開始が11月28日付、SAPジャパンからは12月2日付でアナウンスされています。
ビッグデータやIoT向けの大規模データセットを扱えるダイナミックティアリング、ストリーミング処理やHadoop連携強化、
またクラウドを意識したマルチテナンシーあたりが新機能のポイントでしょうか。
「SAP HANAをクラウドで提供することによりRun Simpleを実現する」というSAP社の戦略に沿って、
インメモリーデータベースから統合プラットフォームに進化し、着々と機能強化を続けているように思います。
(写真はSAP TechEd && d-code 2014 Las Vegasのエグゼクティブキーノートより)
主要なSAPノートは以下となります。
リリースノートやマスターガイド、インストールガイドといったドキュメント類は以下から参照できます。
また新機能の紹介スライドはSlideShareにアップロードされています。
各機能/ツールについて詳細がまとまっていますのでこちらを参照してください。
ちなみにダイナミックティアリング、ストリーミングなど、いくつかの機能はオプションライセンスが必要なようです。