SAP HANA 1.0 SPS09の提供開始

SAP HANA 1.0 SPS09の提供開始が11月28日付、SAPジャパンからは12月2日付でアナウンスされています。

ビッグデータやIoT向けの大規模データセットを扱えるダイナミックティアリング、ストリーミング処理やHadoop連携強化、

またクラウドを意識したマルチテナンシーあたりが新機能のポイントでしょうか。

「SAP HANAをクラウドで提供することによりRun Simpleを実現する」というSAP社の戦略に沿って、

インメモリーデータベースから統合プラットフォームに進化し、着々と機能強化を続けているように思います。

• SAPジャパン、SAP HANA®の最新版SP9を提供開始

（写真はSAP TechEd && d-code 2014 Las Vegasのエグゼクティブキーノートより）

主要なSAPノートは以下となります。

• 2075266 – SAP HANA Platform SPS 09 Release Note
• 2085811 – SAP HANA SPS 09 Database Revision 90
• 2021789 – SAP HANA Revision and Maintenance Strategy

リリースノートやマスターガイド、インストールガイドといったドキュメント類は以下から参照できます。

• SAP HANA Platform – SAP Help Portal Page

また新機能の紹介スライドはSlideShareにアップロードされています。

各機能/ツールについて詳細がまとまっていますのでこちらを参照してください。

• SAP Database & Technology presentations channel

ちなみにダイナミックティアリング、ストリーミングなど、いくつかの機能はオプションライセンスが必要なようです。

• SAP HANA Options – SAP Help Portal Page