SAPPHIRE OrlandoでSAP Fioriの無償化が発表されましたが、SAP Screen Personasも無償になっています。

SAP Screen PersonasはSAP GUIの使いにくい画面をノンコーディングでカスタマイズできるUI/UX製品です。

SAP FioriはSAP Gatewayの導入・設定や使用するシナリオ次第では最新EHPが必要など要件が多少高いですが、

SAP Screen PersonasはSAP KernelとSAP BASISの条件を満たせばよいのでけっこう簡単に導入できます。

ただし、Unicodeが必須となっていますので留意ください。

SAP Screen Personas 1.0、2.0どちらも同じ前提条件で以下となっています。

NetWeaver 700 NetWeaver 701 NetWeaver 702 NetWeaver 731 NetWeaver 740
SAP Kernel 721 patch level 228 721 patch level 228 721 patch level 228 721 patch level 228

740 patch level 65

or

741 patch level 31

SAP BASIS SAPKB70024(SP24) SAPKB70109(SP9) SAPKB70207(SP7) SAPKB73101(SP1) Release

詳細および最新情報は以下のSAP Noteでご確認ください。

/wp-content/uploads/2014/08/personas_arch_513740.jpg

今回SAP ERP 6.0 EHP7 based on SAP NetWeaver 7.40 SR1環境に

現時点で最新のSAP Screen Personas 2.0 SP2を同一システム上にインストールしたので手順の流れを紹介します。

インストール自体はSAINTでアドオンを追加し、いくつかの後処理をするだけなので非常に簡単です。

  1. インストールメディア、サポートパッケージをSAP Service MarketplaceのSoftware Download Centerからダウンロード
    • Installation and UpgradesのSAP Screen Personas 2.0(メディア番号51046885 SAP Screen Personas 2.0 Add-On Installation)
    • Support Packages and PatchesのSAP Screen Personas 2.0 => PERSOS 200(SP1はSAPK-20001INPERSOS、SP2はSAPK-20002INPERSOS)
    • また、SAP Screen Personas 2.0 SP2を適用するにはSPAM 7.40 Version 53以上が必要なため最新のSPAMも
  2. クライアント000にログインし、トランザクションコードSAINTでアドオンインストールを実施。事前のSPAM更新を忘れずに
    Personas000008.jpeg
  3. 必要に応じてトランザクションコードSNOTEでSAP Note 1964257の該当SAP Noteを適用
  4. SAP Note 1869640に従って後処理を実施
    *これはSAP Screen Personasのバージョン/SPレベルで手順が異なります
    1. SAP Screen Personasを利用するクライアント(今回の例では100)にログインし、トランザクションコードSCPR20からBCセット/PERSOS/BCSを有効化します
      Personas000024.jpeg
    2. カスタマイジングオブジェクト/PERSOS/V_OVRSCRでエラーが出た場合は有効化モードの選択をExpertモードにして再実行します
      Personas000029.jpeg
    3. 有効化が問題なく完了したことを確認します
      Personas000030.jpeg
    4. テーブル/PERSOS/OVRCTLのコンテンツはBCセット有効化に含まれないため、クライアント000から移送依頼でコピーする必要があります。まず、クライアント000にログインし、トランザクションコードSE01を実行し移送オーガナイザでカスタマイジング依頼を作成します。タスクに含むオブジェクトはR3TR TABU /PERSOS/OVRCTLです
      Personas000037.jpeg
    5. Functionをダブルクリックし、テーブルキーに*を入力して保存します
      Personas000039.jpeg
    6. 最後にSAP Screen Personasを利用するクライアントで先ほど作成した移送依頼をインポートします。トランザクションコードSCC1から元クライアント000、移送依頼に先ほど作成したものを、また依頼サブタスクを含むにチェックを入れて実行します
      Personas000043.jpeg

これでSAP Screen Personasのインストールは完了です。

ちなみに増分リソースのサイジングについてはSAP GUI for HTMLを参照にしてください。

実際の利用にあたってはメモリ関連のSAPカーネルパラメータem/global_area_MBなどの調整も必要です。

この後はコンフィグレーション資料に従って接続設定をする必要があります。接続設定については後日紹介する予定です。

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