非ユニコードシステムが今後は未サポートに

先日、SAP社より以下のカスタマーレターが発行されています。

• SAP NetWeaver 7.40 is the last release supporting non-Unicode

また、6月25日付で以下のSAP Noteも公開されました。

• SAP Note 2033243 – End of non-Unicode Support: Release Details

これまではSAP NetWeaver 7.0以降の新規インストールではユニコードが必須でしたが、

現行ユーザーのアップグレードについては非ユニコード環境のままでもサポートされていました。

これからはSAP NetWeaver 7.40の次バージョン以降を基盤とするシステムにアップグレードする場合、

事前のユニコード化が必須になるとのことです。64bit化に続いて、ついにすべてユニコード必須に…。

SAP BASIS 740およびSAP Kernel 7.40/7.41/7.42の組合せはまだOKなので、

現時点で最新のSAP ERP 6.0 EHP7 based on SAP NetWeaver 7.40 SR1は未対象です。

次に出るEHP8がもしNW 7.41なのであれば、EHP8以降がユニコード必須ということになるのでしょうか。

このあたりは随時最新情報をチェックして、確かな移行計画を検討する必要がありそうです。