最近WinXPからのリプレースが多いのか?時々GUI動作環境の質問を受けるのでFAQとしてこちらにまとめます。
①通常GUI (GUI for Windows)の場合
GUI 7.20は2013年4月に保守が切れており、最新はGUI 7.30になります。こちらのGUI 7.30のインストーラに、動作可能なクライアント情報があります。 SAP GUI for Windows 7.30 › このインストーラのページにありますNote 66971. に一番詳しく記載されています。
ちなみに最新のGUI7.30については、Win8に対応する、開発テスト本番の環境を直感的に分かりやすくするために色彩が設定できるなどの特徴があります。SAP Note 1670678 の他、リアルテックさんや、富士通河原さんがブログでもGUI7.30について書いて頂いているのでリンクを紹介します。また、BW3.5のアドオンに対応していないという注意点があり、GUIだけでなく周辺と合わせて移行方針を考える必要があるケースが多いと思います。
http://solution.realtech.jp/2012/07/sap-gui-for-windows-730.html
ノート 1670678 – SAP GUI for Windows 7.30 の新機能
ノート 147519 – SAP GUI の保守方針/有効期限
②ブラウザをクライアントで使う場合
PAM(http://service.sap.com/pam )上に動作OKなブラウザのリリースとクライアントOSの情報が提供されています。例えば、EHP6 for ERP6.0の場合を見てみましょう。下記がEHP6 for ERP6.0をPAMで呼び出した時の初期画面ですが、「Technical Release Information」⇒「Web Browser Platform」タブを選びます。
そうすると、動作可能のブラウザ、クライアントOSの情報一覧が出てきます。Scopeという所で、Safari、Firefox、Chrome、IEなどのブラウザ種類で絞りこめます。またOSではMac OS, Linux Client, Win 32 bit 64 bitなどでも絞り込めます。
③GUI for JAVA
それ程使用例は多く無いかも知れませんが、GUI for JAVAはこちらのインストーラのページにクライアントの条件同時にあります。 SAP GUI for JAVA 7.30 ›