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tetsuyakawahara
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SAP NetWeaver 7.4 が5月10日付で一般出荷となっています。

今回は以下の組み合わせでインストールしてみました。

サポートされるOS/DB/SAPの組み合わせ詳細はPAM(Product Availability Matrix)で確認してください。

  • SAP NetWeaver 7.4 Application Server Java
  • SAP Kernel 7.40 64bit Unicode
  • SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications 11 SP2
  • Oracle Database 11.2.0.3
  • VMware vSphere 5.1.0

使用したSAPインストールメディアは以下です。

  • 51044971 : NW 7.4 Java based SW Comp.s
  • 51046228_2 : SAP KERNEL 7.40 UC Linux on x86_64 64bit
  • 51046228_3 : SL CONTROLLER 740
  • 51041939 : ORACLE RDBMS 11.2.0.3 LINUX x86_64
  • 51041940 : ORACLE Client 11.2.0.3
  • SWPM10SP02_2-20009701.SAR : Software Provisioning Manager1.0 SP2 for NW higher than 7.0x

インストール作業そのものはこれまでのアプリケーション同様の手順で特に問題なく完了しています。

OSがSLES for SAPなので事前設定もほぼ不要ですし、データベースサイズもJava Stackは小さいので、

OSの展開からSAPインストール後処理まで1~2時間で終わりました。

ポイントだけ画面キャプチャと合わせて紹介します。

まずはSoftware Provisioning Managerの起動です。

ダウンロードしたファイルをSAPCARで解凍して、展開されたsapinstを実行するだけです。

SAP NetWeaver 7.4という選択肢があります。SAP HANA Databaseというのも見えますね。

当たり前ですが、正しくSAP NetWeaver 7.40のJava Component DVDが要求されます。

Usage Typesは以下となっています。これまでと変わりないですね。

もちろんSAP Kernelもバージョン7.40を要求されます。

これは以前からですが、SWPMだとOracle RAC、ASMなども選択できるようになっています。

初期状態のテーブルスペースサイズは以下となっていました。ユーザー領域は4.2GBと小さいです。

これは今までと違いますね。Oracle Clientと合わせてSL Controllerを要求されました。

オリジナルのSAP KernelとSL Controllerを組み合わせた別メディアのSAP Kernel DVDを作成する手間が省けたのはいいことです。

その他はこれまでと全く変わりません。SIDやマスターパスワード、SMDAなどの項目です。

通常通りインストーラを実行し、途中ポップアップで指示に従いOracle Databaseをインストールし、再開してCompleteです。

SAP NetWeaver 7.40 Application Server Javaの初期画面です。

システム情報でSAP JVM 1.6.0_43、SAP Kernel 7.40ということが分かります。

コンポーネント情報です。Javaコンポーネントはどれもバージョン7.40となっています。

SAP NetWeaver Administratorの一例としてシステム設定のインフラストラクチャの画面です。

昔に比べて画面も洗練されて設定そのものもだいぶ楽になったような...