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EHPで有効化できる単位をBusiness Functionと呼びます。EHP上の技術名称でBusiness FunctionはCA_CATS_CE、CA_HAP_CI_1の様にな名称を持っています。これらは、開発機(テスト機)のSFW5というトランザクションにて有効化し、テスト機や本番機への移送が可能です。ここではSFW5の使い方を記します。

参考)ちなみにスイッチフレームワーク関連のトランザクションではSFW1、SFW2、SFW3というのもありますがこれらは開発用のトランザクションで、これらを使えばSAPの開発者でなくてもカスタム開発にてスイッチフレームワークを活用という事も可能です。

SFW5を開くと、Business Functionの技術名毎に、電球のアイコンがありますが、グレーのものは有効化されてないBusiness Function、明るい色のものは有効化されたBusiness Functionです。たまに双方向の矢印のBusiness Functionがありますが、これはリバーシブルBusiness Functionと言って、通常は有効化したら戻せないBusiness Functionと違って元に戻せるBusiness Functionになります。

また、Business Function毎に前提で有効化されてないといけないBusiness Functionが右側の「依存関係」(英語でDependency)という項目で確認できます。

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「依存関係」のアイコン2013-04-07 13-20-55.pngをクリックする事によって、前提のBusiness Functionが見れ、有効化されているか、されてないかが確認できます。

例えば、AD_MRO_CI_3という緑色がついているアイコンをクリックすると下記の前提Business Functionが出てきて、前提が既に有効化されているのが分かります。

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また、例えばAD_MPN_SCMという黄色のアイコンをクリックすると、下記の前提Business Functionが出てきて、前提で有効化されてないグレーの電球のBusiness Functionが確認できます。

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有効化作業はBusiness Functionを選択した上で、お馴染みの「有効化(Activation)」のライトをクリックですが、実際の有効化作業はバックグラウンドジョブにて実行されます(ジョブ名:SFW_ACTIVE_SFOX) バックグラウンドジョブが終わると、ログが Go To → Switch Framework Logs で確認できます。

一度有効化が済めば、後にEHPの上位レベルを追加したりSPSを当てても、有効化自体は影響受けません。Business Functionへの機能追加は、上位のEHPの新たなBusiness Functionで実施されます。

有効化によるユーザーインターフェースの影響(Impact Analyser) 

そのBusiness Functionの有効化によって、どのロール、そのロールに属するユーザーID、UIが変化するDynpro、レポート、トランザクションを割り出す事ができます。それにより、トレーニングが必要なユーザーが割り出せます。上のメニューからImpact Analyserを起動し、対象のBusiness Functionを選びます。LOG_MM_COMMODITYというBusiness Functionを選ぶと、影響を受けるロール、ユーザー、TrCDなどの情報が下記の様に出てきます。

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有効化したスイッチの移送方法 

System Setting → Transport で開発機からテスト機、本番機へ移送が可能です。

Business Function関連文書とテストカタログ(テストテンプレート)

SFW5のBusiness Function一覧で、Business Function毎、右側の方のカラムに、それぞれ、①Business Function毎のHelpへのリンク、②リリースNote、③そのBusiness Functionが含まれているTechnical Usage(インストールするコンポーネントの名称)、④そのBusiness Functionが含まれているEHP Release(602、606など)、⑤テストカタログ が示されています。この文書は http://service.sap.com/erp-ehp でもBusiness Function毎に見れますが、技術的な検証や、テスト計画作成のためにコンサルタント・技術者の方が活用頂くものです。 有効化した後の、パラメータ設定はここのHelpを元に実施、新機能の動作確認・テストもこのテストカタログを元に行って下さい。

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Maintenance Go To Market Solution Management, SAP Japan 木下史朗

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