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本日2012年10月23日ウェスティンホテル東京で開催されたレッドハット社主催Red Hat Forum 2012に

なんとSAPジャパンがゴールドスポンサーとして名を連ねています。

SAP社が特定のベンダー系イベントにスポンサードするのは非常に珍しいように思います。

sponsor.JPG

Red Hat Forumの今年のテーマは「オープン・ハイブリッド・クラウド」を掲げており、

俊敏性と拡張性が求められるクラウドの世界にオープン・ソース・ソフトウェア(OSS)を如何に活用するのか、

またビッグデータのような新たな課題にどう対処するのか、これらの旬な話題を網羅した大規模カンファレンスで、

登録者数は2,000名以上になったとのことです。

具体的には、Linux OSのRHEL、仮想化基盤KVM、JBossミドルウェア、買収したGlusterによるRed Hat Storage、

PaaS環境のOpenShift、ハイブリッド・クラウドを管理するCloudFormsといった

レッドハット社の製品/ソリューションおよびそれらを活用したパートナーソリューションが紹介されていました。

その中で、SAPジャパンも「SAPの最新戦略 –Big Data時代の企業システム将来像とは?」と題して、

データベース・テクノロジー営業統括本部テクノロジー営業本部長の林幹人様が講演されていましたので

セッション内容を簡単にレポートします。

まずはじめに、本イベントはレッドハット社主催ということで参加者の畑が違うこともあるためか、

「SAPとは?」というところから話が始まりました。SAP畑の人にはお決まりですが以下の説明です。

  • SAPはERPだけの会社ではもはやない
  • 2015年までに10億人のSAPユーザー達成を目指す
  • そのために注力していくのがモバイルとインメモリーコンピューティングの分野

そしてこれを実現するために、なぜSAPがOSSなのか、なぜSAPとレッドハットなのかという話が続きます。

実はSAPはもっとも古くからエンタープライズ領域でOSSに取り組んでいる会社ということで、

1998年にSAP Linux Labを開設し、その第1社目の参加企業がレッドハット社と非常に古くからの付き合いを持ち、

R/3をLinux上で安定稼働させてきた実績があります。

また、2009年からOSS開発コミュニティに対するSAPからの貢献が飛躍的に伸びていることも紹介されています。

一方で、ABAPとJavaもしくはSAPとJBossといった従来では疑問を持たれていたような組合せに対して、

新たにSAP NetWeaver Gatewayの提供を開始したことでオープンなフロントシステム(.Net、Java、SNS…)、

モバイル(REST、OData)とバックエンドのSAPとの連携が容易に取れることについての言及がありました。

具体的に、印Asian Paint社(住宅会社)ではSNS(FacebookやTwitterのつぶやき)とSAP CRMを連携させて

ユーザーの日常の発言からリードにつなげているといった事例なども紹介されていました。

こういったクラウド、モビリティによる業務変革は昨今のデータセンター、デバイス、ネットワーク、ワイヤレスの

急速な技術進化が背景にあり、加えてオープンソースの活用による適切な投資・コスト削減実現という期待に対し、

SAPもオープンソースへと向かい以下の3つを掲げお客様に応えていくと強調していました。

  • リアルタイム業務の実現
  • 解析精度の向上
  • 作業場所にとらわれない生産性の向上

最後にセッションタイトルでもあるビッグデータ時代の企業システムの将来像について、

SAP HANAによるリアル・リアルタイムなデータ分析を行うことで

大容量・多様性(構造/非構造)・速度・妥当性・価値の提供を満たすビジョンの説明がありました。

ERPからデータを集める→BWに流し込み分析→アクションを起こす

———————————————————–

ここを速くする *SAP HANA

(各ステップとSAP製品・ソリューションのマッピング)

大量データの発生

↓↓↓

INGEST:Sybase Replication Server…、SLT、Data Services

STORE:Sybase IQ、Sybase ASE…、SAP HANA

PROCESS:同上

PRESENT:Mobile、Sybase Unwired Platform、BusinessObjects、SAP Business Suite/BW

 

この一連の流れ全てにおいて包括的なアプローチ・ソリューションを提供できるのはSAP社だけであり、

特に中核をなすのが「SAP HANAを中心とするリアルタイムデータプラットフォーム」とのことです。

残念ながら時間の都合もあってリアルタイムデータプラットフォームの詳細説明はありませんでしたが、

先日発表のあったPasSのSAP NetWeaver CloudやDaaSのHANA OneといったHANA Cloudと

このリアルタイムデータプラットフォームをつなぐことでオープン・ハイブリッド・クラウドを実現することができると

話が締めくくられました。

session.JPG

青を基調とするSAPジャパン社員が真っ赤な背景で登壇しているのは非常にレアショットですね(笑)

なお、SAP社は2012年11月15日(木)10:00~17:10にSAP Technology Summitを開催し、

このセミナーの中でリアルタイムデータプラットフォームならびにSAPシステム運用管理の効率化について

特に運用担当者向けに最新情報を紹介するとのことです。

申し込みは以下URLから行えます。お時間のある方は参加されてはいかがでしょうか。

http://www.sap.com/japan/about/events/2012/1115_tech/index.epx

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