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HW入替、SPS適用、ユニコードコンバージョン、DBマイグレーションなど、システムメンテナンスが発生する時に、EhPを入れておく価値は?という質問をよく受けます。このご質問について解説したいと思います。

結論から言うと、是非EhPも最新にしましょう、というSAPからの推奨になります。先進顧客様で既にSAPのInnovationの重要性に気付かれると、例えEhPの有効化を伴わなくても、最新を適用する方針になっていっています。下記があるお客様での適用パターンです。

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何故?と思われるかも知れませんが、EhPが前提の革新的な機能、HANAやMobile、Cloud連携、Sybase DB、ERPに埋め込まれたBOBJ機能などの前提になるケースが非常に増えているのと、今後もEhP前提という傾向が強まるためです。(↓) 

例を取りますと、EhP5では、買収したBusiness ObjectsのCrystal Report、Dashboardが、ERP6.0の会計、HCM、CRM等の機能上に埋め込まれ、従来のABAPレポートによるアドオンの代わりとなるUI媒体として活用できるようになっています。また今後HANAによるアプリケーションの革新が様々なメリットを提供できると思いますが、そういった技術もERP EHPが前提になるケースが非常に増える予定です。

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また、もう少し立ち戻って、そもそもSPSってそんなしょっちゅう当てた方がいいんでしょうか? という議論が今年JSUGでも多数繰り返されました。

「ERPが2020年と言っても、大抵のDBもOSもそれまでに保守切れますよね。いつ何をやるか、ベースとなる技術、ネットワーク・仮想化など関連技術を含めてメンテナンス計画が必要です。」

「ずーと、ERPが2020年までだからといって何にもせずに放っておくと、いざという時テストが大変で、知らず知らずのうちにIT部門の実力の劣化を起こします。定期的にIT基盤は最新化を図る必要あります。」

「セキュリティーパッチを考えても年に何度も出てるし、セキュリティ対策上も放置はよくない。」

などJSUGテクニカル部会、オピニオンリーダの皆様から大変貴重なアドバイスがJSUGでも投げかけられ、2012年はEnlightenment(啓発)活動が活発化した年でもありました。

SAPのサービスマーケットプレースに載っている、SPS、EhPのリリースを分かりやすく表にすると下記の様になります。SPSは年4回、EhPは1年~1年半に1度の割合で出てます。

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SAPにもセキュリティパッチなんかあったのか?とお気付きでなかったもいらっしゃるかも知れません。月次のサポートニュースの下記の欄にいつも詳細が解説されています。

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やらないといけない事は分かったんで、どうやって行こうか?という情報提供、情報交換がどんどん必要と思います。

是非皆様、JSUGテクニカル部会はじめ、各部会での議論にご参加頂ければと思います。

SAP Global Upgrade Office 木下史朗 shiroh.kinoshita@sap.com

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