CIO、CTOの最大の関心事 グローバル企業のIT部門組織作りの教科書って
最新ニュース 下記CIO及びITマネジメント向けセミナーは2013年9月17日(火)にも開催します。
下記パンフレットをご参照下さい。
http://www.slideshare.net/shirohpossible/itsap-2013917
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Global企業として競争力のあるIT企画、ITガバナンス、経営戦略への連動。 これら重い課題にどう取り組んでいますか?
「目指すべきITの組織。やっとイメージができた。SAP提唱のCCOEが初めて理解できた。(8月29日SAP主催セミナー出席者全員の声)」
8月29日(水)SAPメンテナンス推進事業部主催で、本テーマで「ES特設セミナー」(ES = SAP Enterprise Support)を半蔵門で実施しました。出席者12名全員から、目指すべき組織の姿が非常に理解できた、SAPが提唱してきたCCOE(Customer Center of Excellence) の意味がやっと理解できたというアンケート結果を頂きました。特にグローバル展開の製造業の皆様の関心が高かったようで、12の席があっという間に埋まってしまい、広々とアナウンスできなかったのが残念でした。
また開催しますので一度是非、SAPメンテナンス推進事業部が3~6ケ月に1度実施する、「ES特設セミナー」にお越し下さい。こちらのJSUG(ユーザー会)ニュース、SAPのイベント検索ページで開催1ケ月前よりお知らせして行きます。
http://www.jsug.org/news/index.html
http://www.sap.com/japan/events/index.epx
概要紹介
企業における取組
1990年台、2000年台から、IT部門の企画を経営戦略に近づけようという組織作りが多くの企業、特にグローバル展開をいち早く始めた製造業にて試みられてきました。ビジネス畑、事業部の人がITの重要な役職・意思決定者に就き、ビジネスに連動したIT構築や、IT部門の変革アプローチは多くの企業でやられてきました。また、経営者自ら重要性に気付き、自分の言葉で社内やITを動かしてきた例もいくつかあります。但し、今だに手探り状態という企業が多いのではないでしょうか。また極端な人依存というのも共通に見られる事象です。
CCOE (Customer Center of Excellence) →SAPが言うと伝わらないジレンマ
ビジネス部門の要求とIT部門の管理すべき項目・制約を考慮して、上記の課題に対応する方法論をSAPはかなり前から、CCOEという方法論で提唱してきています。但し、残念ながらSAPの人間が言うと、「CCOEがSAPの対面になって下さい」となるので、「SAPの都合のいい事言うな」となってしまい反発を生むだけで、過去日本では殆どCCOEというのが話題に上がる事は無かったというのが実情です。
外部第3者コンサルタントによる教科書の提示 → SAP提唱のCCOE理解
今回このアプローチを取ったところ、見事に全員に5段階の5の評価を頂いて理解してもらえたというところです。ちなみに解説を依頼したのがこちらの日本クイント株式会社というコンサルタント会社です。 http://www.quintgroup.jp/index.php/home
組織のデザインの悩み、ベンダ管理の悩み
当セミナー、及びCCOEでは、上記イラストの様な、本来ビジネスとITの間の整合性を取る組織で、何が必要か?を、明らかにして行きます。
そして、このアプローチが実はもう1つの大きな課題、ベンダーマネジメント、ソーシング管理にも有効な解答をもたらしてくれるとしたら、、うれしくありませんか?実際組織のデザインとソーシング意思決定は切り離して考えるのが難しい課題で、それについても方向性をお示しできるものと思います。
是非、今後SAPメンテナンス推進事業部 主催の「ES特設セミナー」 ご期待下さい。
お客様の声
・クラウドシステムを勝手にユーザ部門が購入して、後でITに泣きつかれる。現地で勝手にITを立ち上げて、後でITに泣きつかれるの繰り返しでした。今日はようやく、正しい教科書の様なものを聞け、今後の組織作りに生かしていけると思います。
・単にガバナンス、セキュリティという管理するためのものでなく、CCOEはイノベーションを積極的に取り入れ競争力を磨くという意味で、重要な考えだと思った。
文責 木下史朗(SAP Global Upgrade Office)