JSUGテクニカル部会2012年度検証プロジェクト成果報告会
JSUG(ジャパンSAPユーザーグループ)テクニカル部会では毎年SAP最新製品および主要機能について
有志を募って自主的に評価検証作業を実施しています。
春より開始した検証プロジェクトですが、昨日8月30日に一足先に関係者内に閉じた成果報告会が開催されました。
JSUGとしての検証プロジェクトならではの特徴、メリットは以下があります。
- 1社では難しいさまざまなシナリオを広く浅く経験
- 同じベクトルの仲間と継続的な情報共有、人脈形成
- その分野のエキスパートとの対話により最新情報/高度知識の習得
JSUGNETの2012年度 テクニカル部会 ワーキンググループ共同検証プロジェクトにも概要がありますが、
今年の検証テーマは主に以下の3つとなっています。ちょっとだけ詳細テーマもちら見しておきます。
- SOA/BPM WG:モバイルアプリケーション開発
- NW Gateway 2.0を使ったODataによるバックエンドのHANA/ERPへのモバイル接続
- SUP 2.1を使ったMOBによるバックエンドのHANA/ERPへのモバイル接続
- BI WG:HANA基本機能の理解
- BO Data Services/SLT経由でHANAにデータを送り、HANA Studioでモデルビューを作成および簡単な分析。Explorerで高度検索までの一連の流れ
- HANAのバックアップ/リカバリー
- ソースシステム、ETL(SLT/BODS)、HANAといったシステム全体の起動/停止順序
- SLT、BODS、HANA Studioを使ったそれぞれのデータ連携方法
- 稼働状況監視
- Soution Manager WG:SolMan 7.1 SP5のテクニカルオペレーションを使ったHANAの監視・管理
- 技術的監視の監視テンプレートを使ったHANAの監視
- 同監視テンプレートを使ったSLTの監視
- ワークセンタのエンドツーエンド監視
- リモートDBA CockpitによるHDB/IMDB監視
- EWAレポート生成
各WGそれぞれ10名前後の方が参加され、長期に渡って非常に深くユーザー視点で検証されています。
検証結果の詳細については10月5日に開催されるJSUG Conference 2012で発表されますのでこうご期待ください!
また成果報告会の内容が次号のJSUG INFOでも記事になるとのことです。こちらも楽しみにお待ちください。
テクニカル部会では中心メンバーとして活動して頂けるオピニオンリーダーを随時募集中です。
上記のような検証プロジェクトの企画、運営などご興味ある方はご連絡ください。
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